最悪の局面からも、 "冷静な観察と思考" とによって ......

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 身近にも、いよいよ "不況風" が接近している。まるで、得体の知れない台風が異様な雰囲気を醸し出しているのと同様である。
 どうも、事務所があるこのビルのとある法人テナントが出て行くような気配もあり、まさに足元に忍び寄っているという感触である。
 ソフト業界全体も "不況業種" という "お墨付き" をもらったとかどうだとかという話題も聞くようになった。十分に推測できる。
 多くのソフト関係会社は、やはり、自動車産業を筆頭にした製造業に依存するところが大である。その製造業全体が、人件費をはじめとしたコスト削減を徹底しようとしているのであるから、ソフト関係投資が絞りに絞られるであろうことは歴然としていよう。
 また、仮にそうしたものが存在したとしても、際立った "買い手市場" の需給バランスからいって、ソフト・ベンダー側は採算割れに至るように "買い叩かれる" のも目に見えていよう。とにかく、かつて、ソフト業界だけは別と見られていたような環境は、凄まじい勢いで一変しようとしている。
 様々な業界が結局、 "再編" の波に洗われているが、このソフト業界もほぼ確実にそうなって行くことになろう。
 われわれとてまさに "同じ嵐" に遭遇しており、正直言って会社の内外は少なからず波立っている。まあ、ここが "正念場" なのだろうと腹を括るばかりだ。
 そんな中で留意していることは、 "冷静な観察と思考" ということになろうか。とにかく、 "浮つきやすい感情の虜" になってしまうことだけは避けたいと考えている。
 また、今日もとあることで気づいたのであるが、物事には "両面" が宿されているもので、否定的な面ばかりで塗りつぶされているわけではなく、同時に良い方向へ向かう可能性もまた秘められていそうだ、と点である。
 とかく、負け戦(いくさ)モードに突っ込んでしまうと、物事の否定的な面ばかりが目につきやすいものだ。それでは成るものも成らなくなるに違いない。最悪の局面からも、 "冷静な観察と思考" とによって、何かポジティブなものを見出す能力を強化したいものだと思っている...... (2009.01.19)












【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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