この日誌を公開し続けてきてはじめてこの日誌のスペースに "画像" を掲載することになった。もう、7、8年になるというのに、はじめてのことである。
こうした "CGI" で作成したシステム(いわゆる "掲示板" 方式)は、その入力時にウェブ用の "タグ" という仕掛けを打ち込んでも、表示の際には "それとして" 認識されることなく "単なるテキスト文字列" として表示されてしまうのだ。
したがって、 "タグ" とか "URL" を打ち込んでも「何か聞いたことはありますがよくわからないのでそのまま表示しておきます……」といった取り扱いがされるわけだ。
そんなことで、これまでは深入りせずに、 "画像" は掲載しないし、また "URL" に関しても "クリック" でリンク先に飛ぶことのない "知らんぷり" をしてきた。まるで、死んだ振りをしているどこだかの役人のようにである。
ところが、昨日、日頃熱心に閲覧いただき、さらに文面の "校正" までしていただいている "重鎮" 読者の方から "お叱り" を受けたのだった。
<★ なお、”URL”はありますが、Webに飛べません・・・。飛べるようにするのが親切では・・・?>と。
まことにごもっとも。言い訳も反論の余地も何もかもないのです。単なる、 "事なかれ主義" と "怠惰" のなせる技以外ではなかったからです。
"リンク" 先の "URL" をわざわざ記入するのは、読者の方に "参照" して欲しいからです。それを、読者の方の手を煩わせて、ご自分でその部分を "コピー" して対処してください、とは何とも "横着" で "親切心がない" 仕業以外ではなかった。
そこで、急遽、何とかしようと思案しはじめたのである。こう言っては何だが、自作のウェブサイトを10年も運営し、その間、好きであれこれと試行錯誤を続けてきた自分にとっては、時間を掛ければ決して解決不能な問題ではなかった。ただ、面倒くさいという気分が邪魔をするだけなのだった。
で、2、30分の検討の結果、大掛かりなシステム改造ではなく、 "小手先対処" で何とか懸案課題を解決する方法を探り当てたのであった。それが、昨日の日誌の記事に反映させたものである。
"クリッカブル" な "URL" に、 "インライン" 表示の "画像" といった按配であり、これならば読者の方々に "優しい" 対応であるに違いないと胸を撫で下ろした次第なのである。
世の中の "不都合" な現象には、道理的に不可能だということもあるだろうし、あるいは "労力" や "コスト" に跳ね返ってくるようなケースもあるに違いない。
しかし、意外とささいな工夫で解消してしまうようなこともないではないのかもしれない。今回のケースは、まさにそうした部類であった。
"怠惰" と "思い込み" で "死んだ振り" を決め込んでいて、世の中の "不都合" な現象をそのままにしておくのはやっぱりまずいし不愉快ですよね…… (2009.01.27)
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