今頃、感心するのも変だが、ブラウザの "Mozilla Firefox v.3.06" は、 "軽快" であり、また "機能も充実" していて実に使用感が優れている。
メールツールについては、すでに "Mozilla Thunderbird" を愛用してきた。以前から "Netscape Navigator" を使い続けて、そのデータを活用したいこともあって、 "Netscape Navigator" の延長である "Mozilla Thunderbird" に移行したのであった。
ただ、ブラウザに関しては、 "IE" が "進んでいる" という妙な思い込みが残り、いわば惰性的に "IE" を使い続けてきたのであった。
だが、今回、とあるウェブ・コンテンツ作りにおいて、ロジカルには表示されるはずのコンテンツが、 "IE" では表示されないといった不都合が生じて悩まされた。
そこで、 "Mozilla Firefox v.3.06" を使ってみたところ、何の問題もなく表示されたではないか。思わず、一体 "IE" はどうなっているのかと思う反面、 "Mozilla Firefox " の "成長" に目を見張ってしまったのである。
ヘンなたとえをすると、過去において、やれやれあいつはのんびりとしたやつだなぁ、なんぞと高を括ったことのある者が、その後どこでどんな苦労をして叩き上げてしまったのかはわからないにしても、その数段の "成長ぶり" に驚きを隠せない、といったふうなのである。
そんなことで、もちろん今後は次第にブラウザも "Mozilla Firefox " へと移行してゆくことになろうが、しかし、ウェブ・コンテンツ作りをする者としては、 "IE" を使い続けるユーザーをむげに度外視するわけにはゆかない。したがって、 "IE" における不具合の原因は原因で調査しなければならないことになる。
ひと昔前には、 "IE" でできることが、 "Netscape Navigator" ではもたつくという状態に顔を曇らせていたものだが、今やまさに逆転してしまったということになる。
まあ、今の世の中、こんな "逆転現象" は必ずしもめずらしいことではなくなったようではあるが...... (2009.02.09)
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