だからこそ知恵を働かせる、と反転したいもの ......

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 さすがに日曜日には "やみ雲電話(営業電話)" は掛けてこない。が、土曜日だとそれもめずらしくはない。昨日も夕刻近くにあった。
 先日などは、こちらが断った後、しつこく何度も掛けてくる始末であった。こちらとて、そんな電話に対応するために出勤しているわけではなく、抱えた作業課題を少しでも早くこなそうと躍起になっているところである。
 だからそんな電話が作業の邪魔になり迷惑でならない。おまけに、妙に、気分が急かされるようにもなるからなおのこと迷惑に感じる。
 今のご時世が、事業をしている者にとってどんなに苦境であるかは重々わかっている。ダメ元ふうに、アルバイトなどを使って "飛び込み" の "やみ雲電話" を掛けさせる衝動はわからないではない。しかし、他人の迷惑もお構いなしのなりふり構わぬスタイルは、やはり功を奏さないのではなかろうか。
 そんな "やみ雲電話" を "請け負う" 業者が生まれ、その業者自体はそこそこ立ち上がっているとかであるが、長続きはできないと思われる。一時的に顧客は何とか掴めても、その顧客に利をもたらすと目されたエンドの顧客が多大な迷惑をしていたのでは結局は一時的な "辻褄あわせ" に終わる。
 ジリ貧の大手新聞社が、とかく疑問符付きとなっている "新聞勧誘員" に強引な勧誘を任せている構図と変わらない。

 迷惑と言えば、昨今、また "営業ビラ配り" が駅前で出没しているようだ。先日も出くわしたが、実に "不快感" を誘う。通行の邪魔ということや、昨今ではゴミ箱も少なくなっている環境だからという点もバカにならないが、それよりも、そうしたことをやらせるスポンサーや、またそうしたことをやりましょうという配り手当人の、その発想の貧困さが気分を滅入らせるのだ。
 客が無いから、あるいはほかに適当なアルバイトが無いからという事情は百もわかっている。では、そうした事情があったら、他人の不快感を無視していいのか、ということになろう。

 断っておくと、目先の "実害" に腹を立てているのではないのだ。むしろ、相も変わらず手垢べたべたの常套手段にまたぞろ突っ込んでいる、その姿が、底知れぬ不快感を感じさせるということなのである。
 仮に、多少、通行人に迷惑となったとしても、出会った通行人が何か "新鮮な驚き" を感じたりすればこそ、ビジネスが新しい顧客を掴むことにもつながったりするのではなかろうか。
 そうした "新たな読み" に知恵を振り向けることもなく、他人の不快感だけを再生産させる常套手段を使うのは、ただただ、そんな業者には決して近づきたくはないと思わせるだけなのではなかろうか。

 もはや、悠長なことは言ってられないほどに、人々を取り囲む経済環境は悪化している。だからしょうがない......、と考えるのか、だからこそ知恵を働かせる、と反転するのかここが境目なのであろう...... (2009.05.10)












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