昨日、今日と、午前6時前に起床した。 "夏" の朝は気持ちが良いのと、やるべき仕事の方もいよいよ身が入り、上り詰め、駆け上がる段階に至ったようであるため、とにかく時間が惜しくてならない心境なのである。もちろんと言うべきか、こうした絶好調な状態と、ビジネスとしてのでき不出来なありさまとは別である。現在到達している成果が、ビジネス上の成果として刈り取れるのは時間が掛かるだろうし、運不運もある。だからそこまでを視野に入れて動くというのは、ほとんど不可能ではなかろうかと感じている。
気を張り詰めているためか、さほどの疲労感も無くて済んでいる。こうした時にこそ、ファナティックにこなすべきだと思っている。
ところで、自身の過去を振り返っても実感をもって言えるのであるが、このような、 "犬も歩けば苦境に当たる" ような環境にあっては、身体よりも "意識" のあり方の不具合に直面する人が少なくないのではなかろうか。
いつも言うようだが、 "過剰ストレス" 時代の最も怖い部分はここにあるように思えてならない。治療を要するような "鬱病" であるとか "認知症" であるとかの症状に陥った人が少なくないようだが、推測するに、いわば水面下の領域で悩む人の数は想像を絶する数に上っているのではなかろうか。決して、高齢者だけでもなさそうだからである。
気を張り詰めているためか、さほどの疲労感も無くて済んでいる。こうした時にこそ、ファナティックにこなすべきだと思っている。
ところで、自身の過去を振り返っても実感をもって言えるのであるが、このような、 "犬も歩けば苦境に当たる" ような環境にあっては、身体よりも "意識" のあり方の不具合に直面する人が少なくないのではなかろうか。
いつも言うようだが、 "過剰ストレス" 時代の最も怖い部分はここにあるように思えてならない。治療を要するような "鬱病" であるとか "認知症" であるとかの症状に陥った人が少なくないようだが、推測するに、いわば水面下の領域で悩む人の数は想像を絶する数に上っているのではなかろうか。決して、高齢者だけでもなさそうだからである。
先日もある人と話しをしていて、ヘンな話を聞いた。
こんな時期に、高額の退職金を手にできて、悠々自適に余生を過ごせる方は幸せでしょうね、と言ったところ、決してそうでもないようだ......、との話が返ってきたのである。いわゆる "雇われ社長" のような、一見すれば幸運だと思しき立場の人の中に、停年退職後、 "燃え尽き現象" かのように "意識の変調" を来たす人が意外と少なくないというのであった。なぜ? と深くは追求しないで、そんなものかなぁ、と聞き流した自分であった。
しかし、こう言っては "負け惜しみ" に聞こえるかもしれないが、人間という存在は、 "真空状態" では生きられないもののようである。いろいろと悩むことや闘うことがあって、 "意識" が躍動的でなければ、特に高齢者の場合には、身体も脳活動も "フラット" な方向へと急ぎ足となるもののようだ。
その点では、今の自身を振り返ると、とてつもなく "恵まれている" と言わざるを得ない。まだまだ "現役" で張り詰めなければならない、やむを得ない事情を抱えているとともに、その分、やるべきこともそこそこに見えているからだ。
だが、振り返ってみると、 "意識" の面で "かなり危ない" と思える時期がなかったわけではない。自律神経失調症状のおかしな体調を経験したこともあったし、鬱的な気分や症状に悩まされたことがなかったわけではない。
そんな自分が今感じていることは、人間は、 "やるべきことを創り出す" ことが何よりも大事ではないかという、そんな平凡な事実なのである。 "やるべきこと" に適度に追い回されるくらいが丁度良さそうな感じである。健全に生きることの要諦は、そんなところに潜んでいそうである...... (2009.05.11)
こんな時期に、高額の退職金を手にできて、悠々自適に余生を過ごせる方は幸せでしょうね、と言ったところ、決してそうでもないようだ......、との話が返ってきたのである。いわゆる "雇われ社長" のような、一見すれば幸運だと思しき立場の人の中に、停年退職後、 "燃え尽き現象" かのように "意識の変調" を来たす人が意外と少なくないというのであった。なぜ? と深くは追求しないで、そんなものかなぁ、と聞き流した自分であった。
しかし、こう言っては "負け惜しみ" に聞こえるかもしれないが、人間という存在は、 "真空状態" では生きられないもののようである。いろいろと悩むことや闘うことがあって、 "意識" が躍動的でなければ、特に高齢者の場合には、身体も脳活動も "フラット" な方向へと急ぎ足となるもののようだ。
その点では、今の自身を振り返ると、とてつもなく "恵まれている" と言わざるを得ない。まだまだ "現役" で張り詰めなければならない、やむを得ない事情を抱えているとともに、その分、やるべきこともそこそこに見えているからだ。
だが、振り返ってみると、 "意識" の面で "かなり危ない" と思える時期がなかったわけではない。自律神経失調症状のおかしな体調を経験したこともあったし、鬱的な気分や症状に悩まされたことがなかったわけではない。
そんな自分が今感じていることは、人間は、 "やるべきことを創り出す" ことが何よりも大事ではないかという、そんな平凡な事実なのである。 "やるべきこと" に適度に追い回されるくらいが丁度良さそうな感じである。健全に生きることの要諦は、そんなところに潜んでいそうである...... (2009.05.11)
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