今日、とある役所に用があって出かけた。待合室で待っていると、会社の同僚らしき男女が暇つぶしの会話をしているのが聞こえてきた。
「いろいろと探してはいるんだけど、これといったものがないんですよね」
「どんなものがいいわけ?」
「身体を使うより、頭を使う仕事がないものかと......」
「ナイナイ、頭を使って座ってできるような仕事なんて今どきナイね」
「そうですよね。私みたいなものが頭使ったって大したことにはならないものね......」
「いろいろと探してはいるんだけど、これといったものがないんですよね」
「どんなものがいいわけ?」
「身体を使うより、頭を使う仕事がないものかと......」
「ナイナイ、頭を使って座ってできるような仕事なんて今どきナイね」
「そうですよね。私みたいなものが頭使ったって大したことにはならないものね......」
何とも哀れというか滑稽というか、だがよくよく考えてみるとシビァな話だと言うべきなのであろう。
一部ではまるで "悪あがき" のように派手さを装っている企業や分野がありそうではあるが、概して "一般" はますます不景気風が吹き荒れている。
やむを得ずリストラにあった人たちもじわじわと増えているのであろう。また、企業とて、ここまで持ちこたえて来たところで、一向に展望が切り開かれない状況にあっては人の採用どころではないはずだ。となれば、有効求人倍率(求職者数に対する求人数の割合)は限りなく低下し、ラクな仕事などはないし、上記の会話の中に出てきたような "頭を使う仕事" なんぞに出くわすことも少なくなったはずだ。
元々、 "頭を使う仕事" に携わる人というのは、言うまでもなく "頭を使って" 失職しないようにふんばってもいるわけだ。そう簡単に、後釜がねらえるというわけにも行かないということであろう。
そんな中で、相変わらず "天下り" という破廉恥な現象が横行しているという。しかも、そうした法人には、年間 "何十兆円" もの税金が注ぎ込まれていて、やがてはその破廉恥漢たちの何千万円もの高額退職金として消えて行く。こんな現実を黙認推奨していて、 "財源" がとうのこうのというまともぶった議論はやめてもらいたいものである。
叩けばほこりと言うが、叩けば "ムダ金" という、きわめて蓋然性が高いであろう現実を暴いてからこそまともな議論を始めるべきであろう。
今、 "政権交代" というカウントダウン的事実を目の前にして、さまざまな形で後ろめたい事実を隠蔽してきた官僚たちは、なにやら "戦々恐々" となっているらしい。どうしてなのだろうか? もし国民の民意がそれを選択するのであれば、 "公僕" たる者、四の五のという筋合いはないはずであろう。逆に、そんな後ろめたさがあるようだからこそ、この時期、 "政権交代" が必須なのであり、 "ムダ金" や "隠し金" の一切が白日の下に曝され、その上でそれらは国民救済に向けて速やかに使われるべきなのだろう。
さまざまな状況は非常に悪い。しかし、最も悪いのはそうした状況を "共有" しようとはせずに、自分たちだけは "濡れ手で粟" を続けようとする破廉恥漢たちであるに違いない...... (2009.05.28)
一部ではまるで "悪あがき" のように派手さを装っている企業や分野がありそうではあるが、概して "一般" はますます不景気風が吹き荒れている。
やむを得ずリストラにあった人たちもじわじわと増えているのであろう。また、企業とて、ここまで持ちこたえて来たところで、一向に展望が切り開かれない状況にあっては人の採用どころではないはずだ。となれば、有効求人倍率(求職者数に対する求人数の割合)は限りなく低下し、ラクな仕事などはないし、上記の会話の中に出てきたような "頭を使う仕事" なんぞに出くわすことも少なくなったはずだ。
元々、 "頭を使う仕事" に携わる人というのは、言うまでもなく "頭を使って" 失職しないようにふんばってもいるわけだ。そう簡単に、後釜がねらえるというわけにも行かないということであろう。
そんな中で、相変わらず "天下り" という破廉恥な現象が横行しているという。しかも、そうした法人には、年間 "何十兆円" もの税金が注ぎ込まれていて、やがてはその破廉恥漢たちの何千万円もの高額退職金として消えて行く。こんな現実を黙認推奨していて、 "財源" がとうのこうのというまともぶった議論はやめてもらいたいものである。
叩けばほこりと言うが、叩けば "ムダ金" という、きわめて蓋然性が高いであろう現実を暴いてからこそまともな議論を始めるべきであろう。
今、 "政権交代" というカウントダウン的事実を目の前にして、さまざまな形で後ろめたい事実を隠蔽してきた官僚たちは、なにやら "戦々恐々" となっているらしい。どうしてなのだろうか? もし国民の民意がそれを選択するのであれば、 "公僕" たる者、四の五のという筋合いはないはずであろう。逆に、そんな後ろめたさがあるようだからこそ、この時期、 "政権交代" が必須なのであり、 "ムダ金" や "隠し金" の一切が白日の下に曝され、その上でそれらは国民救済に向けて速やかに使われるべきなのだろう。
さまざまな状況は非常に悪い。しかし、最も悪いのはそうした状況を "共有" しようとはせずに、自分たちだけは "濡れ手で粟" を続けようとする破廉恥漢たちであるに違いない...... (2009.05.28)
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