バカバカしくて話にならないご時世にふさわしく、バカバカしいことを今日は書こうかと思う。夢の話である。
夢は年がら年中見ている。そして目覚めて覚えている夢を解析(夢解き)することもしばしばである。まあ、こじつけ的な解釈をしては悦に入るという他愛なさではある。
ところが、二、三日前に見た夢は、余りにもバカバカしくて解釈に行き詰まっている。今日は、他に書くことも浮かんでこないため、そんなことを書こうかと思う。
場所は、どうも現在住んでいるところではなく、かつて住んだのであろう周囲に田畑の光景が窺える郊外のようであった。
そこで、ある日突然、 "馬" を飼うことになってしまったのである。しかも、 "ダーク・ホース" 、 "黒い馬" である。
その経緯は不鮮明なのだが、どうも "迷い馬" をしかたなく飼うという事情のようなのだ。そして、飼うといってもいたって手がかからず、放し飼いにしており、散歩に連れて行くこともしないで済んでいる。夕刻になると "ひとりで" 散歩に出向くのだ。
夢は年がら年中見ている。そして目覚めて覚えている夢を解析(夢解き)することもしばしばである。まあ、こじつけ的な解釈をしては悦に入るという他愛なさではある。
ところが、二、三日前に見た夢は、余りにもバカバカしくて解釈に行き詰まっている。今日は、他に書くことも浮かんでこないため、そんなことを書こうかと思う。
場所は、どうも現在住んでいるところではなく、かつて住んだのであろう周囲に田畑の光景が窺える郊外のようであった。
そこで、ある日突然、 "馬" を飼うことになってしまったのである。しかも、 "ダーク・ホース" 、 "黒い馬" である。
その経緯は不鮮明なのだが、どうも "迷い馬" をしかたなく飼うという事情のようなのだ。そして、飼うといってもいたって手がかからず、放し飼いにしており、散歩に連れて行くこともしないで済んでいる。夕刻になると "ひとりで" 散歩に出向くのだ。
ある日、気になっていたことが起こる。
見知らぬ人がやって来たのだ。話を聞くと、その "馬" の元の飼い主だと言うのである。要するに、返してくれ、勝手に飼ってもらっては困る、と言うのだ。
おまけに、どういう脈絡だかは定かではないのだが、行方不明であったこの何日かの間の "就労補償" (?)費を請求したい、とまで言い張るのだ。その辺の論拠は、どう憶測しても皆目見当がつかない。
で、今、その "馬" はどこへやったのだ、と詰問される。ちょうど、 "ひとりで" 散歩に出かけていたのである。
やむを得ず、自分はその "黒い馬" を探しに出かける。
やがて、広がっている田んぼの彼方の、アスファルト舗装がされた県道だかにそいつがトコトコと "散歩" をしているのを見つけた。
あっ、居た居たとそいつの方に歩を進めたものだが、その時、そいつはアスファルト道路の片隅で "用を足し始めた" 。それも、まるで、犬たちが糞をする際にするような背中を丸めて座る格好で事を処しているのである。
後で考えてみれば、馬たちのそれはそんな格好ではしないのだが、そこが夢である。全くそのことに対しては不思議だとは思っていないのだ。
やれやれ、片付けなくてはならないな......、と傍に近づく自分であった。
が、ここからが "解析不能、説明不能" の情景が始まるのだ。自分が、畦道の足元を気にしながらアスファルト道路に上がってみると、糞の痕跡は無く、その箇所にはいつ出現したのか何か荷を載せた "大八車" が鎮座しているではないか。
狐にでもばかされたような気分となり、その "大八車" に近寄って、荷を確かめてみると、何と、そこには十本前後の数の "太刀" が鞘に納まって積載されていたのだ。
自分は、薄々、妙な話だ、こんな物量のあるものが、そいつの尻からどうやって出てきたのか......、と思わないではなかったがその点については不問に付し、どんな "名刀" が混じっているものかと関心が逸れていた。
ところが、その "太刀" を吟味してみると、とても "名刀" なんてものではなく、まるで海外で制作された日本映画が臆面も無くまやかしのものを作ったかのような、そんな "駄作" ばかりだったのである......。
とまあ、ことほど左様に "バカバカしい" 夢だったのである。
その後、 "ダーク・ホース" がどこまで "ひとり散歩" で出かけたのか、その "馬" の元の飼い主がどう言い迫ってきたのか、それよりも、その "大八車" や荷をどう処分したのかしなかったのか......、それらの経緯までは付き合うことはしなかった。
が、どうしてこんな "バカバカしい" 夢を見たのか、いまだに解せないでいる。 "ダーク・ホース" の存在だけは、うちでよんどころなく飼っている外猫の "クロちゃん" ではなかろうかと推定するものの、 "駄作" の "太刀" 十本前後が何故? という疑問には皆目歯が立たないでいる...... (2009.07.06)
見知らぬ人がやって来たのだ。話を聞くと、その "馬" の元の飼い主だと言うのである。要するに、返してくれ、勝手に飼ってもらっては困る、と言うのだ。
おまけに、どういう脈絡だかは定かではないのだが、行方不明であったこの何日かの間の "就労補償" (?)費を請求したい、とまで言い張るのだ。その辺の論拠は、どう憶測しても皆目見当がつかない。
で、今、その "馬" はどこへやったのだ、と詰問される。ちょうど、 "ひとりで" 散歩に出かけていたのである。
やむを得ず、自分はその "黒い馬" を探しに出かける。
やがて、広がっている田んぼの彼方の、アスファルト舗装がされた県道だかにそいつがトコトコと "散歩" をしているのを見つけた。
あっ、居た居たとそいつの方に歩を進めたものだが、その時、そいつはアスファルト道路の片隅で "用を足し始めた" 。それも、まるで、犬たちが糞をする際にするような背中を丸めて座る格好で事を処しているのである。
後で考えてみれば、馬たちのそれはそんな格好ではしないのだが、そこが夢である。全くそのことに対しては不思議だとは思っていないのだ。
やれやれ、片付けなくてはならないな......、と傍に近づく自分であった。
が、ここからが "解析不能、説明不能" の情景が始まるのだ。自分が、畦道の足元を気にしながらアスファルト道路に上がってみると、糞の痕跡は無く、その箇所にはいつ出現したのか何か荷を載せた "大八車" が鎮座しているではないか。
狐にでもばかされたような気分となり、その "大八車" に近寄って、荷を確かめてみると、何と、そこには十本前後の数の "太刀" が鞘に納まって積載されていたのだ。
自分は、薄々、妙な話だ、こんな物量のあるものが、そいつの尻からどうやって出てきたのか......、と思わないではなかったがその点については不問に付し、どんな "名刀" が混じっているものかと関心が逸れていた。
ところが、その "太刀" を吟味してみると、とても "名刀" なんてものではなく、まるで海外で制作された日本映画が臆面も無くまやかしのものを作ったかのような、そんな "駄作" ばかりだったのである......。
とまあ、ことほど左様に "バカバカしい" 夢だったのである。
その後、 "ダーク・ホース" がどこまで "ひとり散歩" で出かけたのか、その "馬" の元の飼い主がどう言い迫ってきたのか、それよりも、その "大八車" や荷をどう処分したのかしなかったのか......、それらの経緯までは付き合うことはしなかった。
が、どうしてこんな "バカバカしい" 夢を見たのか、いまだに解せないでいる。 "ダーク・ホース" の存在だけは、うちでよんどころなく飼っている外猫の "クロちゃん" ではなかろうかと推定するものの、 "駄作" の "太刀" 十本前後が何故? という疑問には皆目歯が立たないでいる...... (2009.07.06)
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