時代は、 "ワンフレーズ" のキャッチフレーズでは通用しなくなった ......

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 今日の天候は蒸し暑くて不快そのものだ。気分は秋めいた涼しさを期待しているだけに、陽射しの強さだけでなく高い湿度が伴うのは、もうそれはないはずでしょ、と言いたくなってしまう。温度計は34、5度を指している。
 先日も書いたとおり、海水温度が高くなっているために、どうしても南風が吹くと湿度が上がるのであろうか......。
 予報では、台風(11号)の接近も伝えられている。選挙が終わった31日あたりに関東地方を通過するようで、選挙後の政治情勢の変化を想定すると、どこか "暗示的" な感じがしないでもない。

 選挙といえば、今回、自民党は選挙向けキャッチフレーズで<責任力>という妙な言葉を使ってきた。
 金がねぇ、じゃなくてかねがね(予予)、「~力」という言葉遣いに違和感を感じ続けてきた自分としては、当然、<責任力>って一体何なんだ? と違和感どころではないものを感じてきた。
 まあ、ワケのわからないことを度々真顔でおっしゃる麻生さんのことだから、そんなものかと受けとめる向きもないではなかった。
 確か昨日の朝日新聞の夕刊の記事であったか、「~力」という言葉遣いに関する記事が出ていた。<老人力>から始まって、一頃は、世の注目も浴び続けてきたこの「~力」という言葉遣いを振り返っていたのだ。
 そしてその中で、最新の「~力」とも言うべき言葉<責任力>についても触れられていたのである。
 そのコメントの主旨は、<責任力>と表現する場合、<責任>を一体どうしようとする<力>なのかがわかりにくい、というものであった。
 まさに、自分が感じていた強烈な違和感もそれだったと合点した。極論するならば、 "責任を放棄する力" を<責任力>だとしたとしても、通用してしまうからである。まして、一連の自民党政権の "業績" を振り返れば、そう解する皮肉家がいたとしてもあながち不思議ではない。
 あるいは、元首相の小泉氏であったか、<鈍感力>がどうのこうのとおっしゃったかと思うが、これとリンクさせて、<責任力>とは "責任に関して鈍感であれる力" と揶揄したとしても、これまた通るのではなかろうか。

 時代は、 "ワンフレーズ" のキャッチフレーズで曖昧さのままに "無責任" なことをやり通せる環境ではなくなったに違いない...... (2009.08.29)












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ニュースはダイジェスト版で読め! - 責任力テスト (2009年8月29日 20:17)

自民党のマニフェストのキャッチコピーは「日本を守る、責任力」。自民党のマニフェストのキャッチコピーは「日本を守る、責任力」。ということのようですが、「... 続きを読む

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