まだ使い始めたばかりの "iPod touch" であるため、 "新OS(iOS 4)" がどうこうと言われても見当がつかないのが実情である。だが、ちょうどベスト・タイミングで、下記のように "新OS(iOS 4)" が Apple からリリースされたというのだ。
"iPod touch" を手にしてから、Windows PCと接続して "初期設定" を行った。
まず "iTunes" という "管理ソフト" を、PCを通じた "アップル" のサイトからダウンロードして、 "iPod touch" 本体にインストールした。その後、その "iTunes" を通じて本体の "OS" のアップデートを行ったのである。確か "OS ver.3.13" であった。
どうも、この "OS ver.3.13" が "新OS(iOS 4)" に更新可能となりそうなのである。 "iTunes" の画面での "OS" のバージョンを記した箇所の近辺に、以下のようなメッセージが書かれていることからしても、ほぼ確かなことだと思われる。
「お使いの iPod ソフトウェアは最新です。iTunes は2010/06/26 にもう一度更新を自動的に確認します。」
すぐに更新するかどうかは後で判断しようかと考えている。
ところで、 "新OS(iOS 4)" のリリースについてのニュースは次のとおりである。
< Appleは米国時間6月24日の「iPhone 4」発売を目前に控えた21日、「iPhone」および「iPod touch」の最新OSをリリースした。2010年4月に初めて発表された「iOS 4」には、長い間待ち望まれていたものからちょっとしたサプライズにいたるまで、さまざまな機能が追加されている。
アップデートを取得するには、端末を「iTunes」に接続し、それに続く手順に従う。iPhoneとiPod touchのユーザーには無償で提供されている。これまでiPod touchのユーザーは、少額の料金を支払わなければならなかった。ただしiOS 4は、両製品の第1世代のモデルとは互換性がない。また、「iPhone 3G」は新しいマルチタスキング機能をサポートしないことも覚えていてほしい。......>(アップル、「iOS 4」をリリース--iTunesを通じてアップデート/cnet Japan/文:Kent German(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年6月22日 07時09分)
ちなみに、 "新OS(iOS 4)" の内容解説については以下の記事が詳しい。
<UPDATE Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏が米国時間6月7日、「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で行った基調講演はさほど大きな衝撃ではなかった。というのは、「iPhone」向け最新OSの新機能については、 Appleがすでに4月にはその一部を紹介していたからだ。とはいえ、Jobs氏は、新名称の「iOS 4」を発表するとともに、この新しいOSには1500もの改良点があると強調した。
― 新名称:Appleは新しいOSを「iOS 4」と名付けた。iOS 4は、iPhoneだけでなく「iPad」と「iPod touch」でも使用されるためだ。
― マルチタスキング:ようやく、複数のアプリケーションを同時に実行できるようになった。これには、サードパーティー製のアプリケーションも含まれる。
― 電子メール:iOS 4では、複数のメールアカウントからのメールを、統合された1つの受信ボックスで受信できる。また、メールのやり取りをスレッド形式で表示することができ、それを一度に削除することも可能だ。
― アプリケーション用フォルダ:1つのアプリケーションを別のアプリケーション上にドラッグすることで、フォルダを作成できる。これは、アプリケーション用ランチャーのようなものが作成できる便利な方法だ。フォルダの名前は変更可能で、アプリケーションをフォルダ上にドラッグすれば、いつでもいくつでも加えられる。
― カメラ用ソフトウェア:カメラのハードウェアの解像度が3メガピクセルから5メガピクセルに向上したのに伴い、内蔵のソフトウェアが5倍デジタルズームと、タップによるフォーカス機能に対応した。
― HDビデオ撮影:iOS 4の新機能として、毎秒30フレームで720pのHDビデオを録画できるようになった(LEDフラッシュを点灯させた状態でのHDビデオ撮影も可能)。 iPhoneからワンクリックで共有できる。
― iPhone用「iMovie」:iMovieアプリケーションを使用すれば、iPhoneでHDビデオを編集できる。マルチメディアメッセージングサービス(MMS)の送信、「MobileMe」や「YouTube」、電子メールによるビデオの共有もこのアプリからできる。ただし、「Facebook」には対応していないので注意しよう。また、パン&ズーム機能が使用できるし、エフェクトやテーマの追加や、画面の切り替えもできる。ビデオのタイトルに地理情報を追加することも可能だ。さらに、ビデオをタイムラインに直接記録し、ピンチ操作でスケールを変更したり、ドラッグ操作でビデオのトリムや編集を行ったりできる。エクスポートサイズも選択可能だ。iMovieの価格は4.99ドルで、「App Store」から販売される予定だ。
― ビデオ通話:フロントカメラを利用して、ビデオ通話が可能になった。この機能は「FaceTime」と呼ばれ、フロントカメラを持つすべてのiOS 4搭載デバイスで、Wi-Fiを利用してランドスケープモードおよびポートレートモードで使用できる。現時点ではWi-Fiのみ対応だが、将来的には3G 対応にすることをJobs氏は示唆した。
― 「iBooks」:6月中には、書籍にメモを加えたり、タップしてページをブックマークしたりできるようになる。また、PDF ファイルを閲覧して読めるようになり、iBooksのブックシェルフ機能で書籍もPDFも選べるようになる。ブックマークとメモは、すべて目次に表示される。
― 「Bing」:Appleは、iPhoneの検索にBingを追加する。ユーザーは検索エンジンとして、Googleと Yahooによる検索に加えて、Bingも選択できるようになる。
― 企業向け統合機能:iOS 4では、データ保護、デバイス管理、ワイヤレスでのアプリケーション配布が可能になる。さらに、VPN接続のサポート拡大、および複数の「Microsoft Exchange」アカウント(および「Microsoft Exchange Server 2010」)のサポートも実現する。
― 「iAd」:この新しい広告プラットフォームでは、広告をアプリケーション内に組み込み、その動作をアプリ内に限定する。つまり、広告をクリックしたせいで、自動的にアプリからはじき出されてしまうことがなくなるわけだ。
― 各種追加機能:半分めくるようにしてページを切り替えるエフェクトや、地図のメモをドラッグできる機能などが、アプリケーション開発者向けに用意される。
― 発売時期:開発者は6月7日からiOS 4を入手できる。つまり、一般ユーザーまだ少し待たなければならないということだ。「iPhone 3GS」と「iPhone 3G」、そして(第1世代を除く)iPod touchについては、6月21日からiOS 4への無料アップグレードが可能になる。ただし、これまで搭載されていなかったフロントカメラが必要になるFaceTimeなど、すぐにはサポートされない機能も一部ある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。>(「iPhone 4」の新OS「iOS 4」、その新機能や改良点 文:Jessica Dolcourt(CNET News) 翻訳校正:佐藤卓、小林理子/CNET Japan/2010年6月8日 11時13分)
言うまでもなく、 "新OS(iOS 4)" リリースの狙いは、 "iPhone 4" なり "iPad" なりの販売促進に違いない。自分は "iPod touch" で、その "新OS(iOS 4)" の恩恵のご相伴に与(あず)かろうとしている...... (2010.06.23)
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