首相、惨劇の宮崎県を来訪/<重大犯罪だ!口蹄疫感染1ヶ月も隠蔽>の真偽は? ......

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  "辞任問題" が取り沙汰されるただ中の鳩山首相は今日、 "口蹄疫(こうていえき)" 問題で疲弊し尽している宮崎県を来訪した。
 そういう受けとめ方がなされるかと予想はされたが、案の定、<「なんで今更総理が」突然の宮崎来訪、現場にいらだち>(「なんで今更総理が」突然の宮崎来訪、現場にいらだち/asahi.com/2010年6月1日16時5分)という反応だったようだ。

< 口蹄疫(こうていえき)感染が疑われる牛の最初の確認から約40日。1日、被害に苦しむ宮崎県を鳩山由紀夫首相が初めて訪れた。出口の見えない防疫作業に現場が疲れ切った中での突然の来訪。知事は歓迎の言葉で迎えたが、関係者からは「もっと現場の話を聞いて」「早く具体策を」といらだちの声が聞かれた。
 午前11時前、鳩山首相は薄い青色の防災服姿で宮崎市の宮崎県庁に到着した。
 知事応接室に入り、東国原英夫知事と対面。「発生農家のみなさんは大変なご苦労をされていると思う。遅ればせながらではございますが、ご苦労に対し、感謝申し上げたい」。さらに「政府としてできることはすべてやる」。立ったまま、約5分間語った。
 東国原知事は「総理から温かい言葉を頂いた。感謝申し上げる」と応じた。だが会談に同席し、補償の充実を訴えた同県川南町の養豚会社長、河野宜悦さん(48)は「農家は明日のことも分からない。早く具体策を出してほしい」と落胆した様子。肥育牛農家の岩崎勝也さん(40)も「首相の言葉は漠然としていて(希望の)光と思えない。再建は厳しいんじゃないか」と話した。鳩山首相は県庁に約1時間50分滞在しただけで帰路に着いた。
 同町の畜産農家は380戸、飼育される牛と豚は計約15万5千頭いる。このうち5月31日現在の感染疑いは184例、殺処分対象は約13万2千頭に上る。残る牛や豚もワクチン接種後に殺処分される。基幹産業は壊滅状態だ。......
 感染疑いの豚が見つかり、飼育する全頭が殺処分された同町の農場役員の男性(63)は「首相に何か要望しても、実現してもらえるのか」と冷ややかだ。この先1、2年は出荷ゼロが続き、農場従業員の雇用維持に頭を悩ませる。特措法には従業員への休業補償などは盛り込まれず、「国には現場が見えてない。不安だらけだ」と話した。>(同上)

 先日も、TV報道番組<「口てい疫 "感染拡大"の衝撃」/NHK 追跡!AtoZ/2010年 5月29日>を観てみると、まさに宮崎県の酪農地域一帯は、 "壊滅状態" という表現が決して大袈裟ではないような惨憺たる状況として見えたものだった。
 今回の "感染" では、 "感染拡大" を圧倒的に増幅させてしまう "豚の感染" が併発したことも悲劇であったようだ。また、現状、 "全頭殺処分" の方向が出ているにもかかわらず、不足する "処分場" と "埋棄" する場所の不足という事態がネックとなって、その対処に "8カ月" 以上も掛かりそうだという暗い見通しも大きな不安材料となった。

 こういう事態となってしまった以上、これ以上の "感染拡大" を食い止める対策が全力で模索されるべきなのであろう。ただ、もうひとつ要注意な点は、なぜこんな "壊滅状態" にまで至ったのかという "解明" の問題である。
 その際には、当然のこと "感染ルートの解明" や、 "初期防疫態勢" のあり方に問題がなかったのかという点などが重要となる。それらが明らかにされなければ、こうした惨劇が再び安易に繰り返されてしまう可能性が残るからである。
 ところで、 "初期防疫態勢" のあり方に関連して、現在ネット上では下記のような "奇々怪々の情報(噂?)" が飛び交っているのが気になった。一ブロガーの立場ではその "真偽のほど" を確認しようもないのが残念なところである。
 したがって、評価的なコメントを一切差し控えた上で、その "情報" の所在だけを記しておく。後は、閲覧者各位のご判断に委ねるほかない。

<重大犯罪だ!口蹄疫感染1ヶ月も隠蔽>(旬刊宮崎/旬刊宮崎新聞社/平成22年5月15日(土曜日)

 なお、 "旬刊" (10日サイクルで発行される)の "地方新聞" を発行する "旬刊宮崎新聞社" は、ホームページは設けていないがその所在を確認することは可能である。(「旬刊宮崎新聞社」
 また、 "同じ名称の新聞" があるとのことであるが、それとの "区別" については、<「旬刊宮崎新聞社と共産党は無関係です。」/2010/05/29 04:53>というブログ記事が参考となる。
 こうした "情報" に関心を寄せるのは、決して興味本位からではない。この "悪夢" のような惨劇が決して二度と繰り返されないためには、こうした "情報" に関しても、関係当局による客観的な調査が是非とも必要だと思えてならないのである...... (2010.06.02)













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