世間では、"ネット環境" にまつわる、きな臭いにおいがする "機密情報流出" 事件の話題で喧(かまびす)しい。
こんな時に暢気そうなことをしていていいのかなぁ、という思いもある。が、こんな時代だからこそ、のた打ち回るような巨大な "ネット環境" の、その一角にしっかりと喰らい付いて、巨大な "恐竜" の正体とその吐息とを手堅く実感する必要があるのだと考えたい。
一般論ではなくて、傾注できる好きなことを通じて、この "恐竜" に喰らい付いていることが、この "恐竜" を認識する手がかりになると思うからだ。
きっと、"恐竜" 自体に "悪意" があるとは考えられまい。"恐竜" をアナーキーな所作へと追いやっているのは、まったく新しい、言うならば "未曾有" の時代環境である "ネット環境" というものを、まるで "勘違い" して憚(はばか)らない為政者たちが大手を振って仕切っているからではないかと推察する。それは、この国も中国も同じことだと思える。また、自身の "悪意" をこの "恐竜" に託して実行しようとする "下衆" もまた "時代の生ゴミ" としか言いようがない。所詮 "生ゴミ" は堆肥となるしかないのを自覚できないのが哀れでさえある。
とまあ余計なことはさておき、こちらは至って平和的にというか、行儀正しくネット環境を利用させてもらうこと望んでいる。そうやって、愛すべき "恐竜" の実像を実感として理解したいと望んでいるのである。 "恐竜" たちに沸く子どもたちのように......。
で、今日は、自作"ePub 書籍(暫定版)" の画像サンプルを "iPod touch" の実画面で "流出(?)" させることにした。
あえて、"iPod touch" の実画面(デジカメを通じているので劣化した画像となっている......)での紹介としたいと思ったのは、"ページ・レイアウト" という課題を強調したかったためなのである。
尤も、"ePub 電子書籍" は "フォントサイズ変更" が可能であるために、フォントを拡大したりすれば、デフォルトの "ページ・レイアウト" は崩れて当然である。
そうだとしても、"ePub 電子書籍" も "PDF 電子書籍" と同様に、"ブック・リーダー" で閲覧される際には、"個々のページ" として表示されることをくれぐれも忘れたくないと思えたのである。
それは、"挿絵" などの画像が、ページを跨って分断表示される "見っともなさ" を考えれば了解されるのではなかろうか......。
① 表紙の画像ページ |
② 中表紙のページ |
③ 目次のページ |
④ プロローグのページ |
⑤ 本文ページ その1 |
⑥ 本文ページ その2 |
⑦ 本文ページ その3 |
せっかくの "立体的な実書籍" 風の背景やら "ページ捲り" のアメーションまでのお膳立てされた "ePub 電子書籍" の晴れ舞台(?)だというのに、"ページ区切り" に無頓着であることは心得違いかと思われるのである...... (2010.11.06)
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