昨日のレポートの続きとなる。
"iPad" を "プレゼンテーション" で活用したいとする期待は大きい。<Apple Store iPad Dock Connector-VGAアダプタ>を使えば、手軽に外部の大型ディスプレイに繋ぐことが可能だからだ。
本格的なプレゼンのためには、アプリの "Keynote" を通せば "MS PowerPoint" ファイルも使える。(<iPadでの"プレゼン"では、アプリの"Keynote"を通せば"MS PowerPoint"ファイルも!(当日誌 2010.11.22)>)
同様に、アプリの "GoodReader" で "PDF" ファイルを外部大型ディスプレイに映し出すこともできる。(<iPad Dock Connector-VGAアダプタ接続でGoodReaderのPDFがVGAディスプレイで可! (当日誌 2010.11.30)>) "PDF" ファイルは手軽で重宝なので、この利用法はお勧めである。
さらに、昨日も書いたように、"Video 組み込み ePub" の "Video" 部分などの "ビデオ・コンテンツ" も外部大型ディスプレイで映し出すことが可能なのである。動画を駆使したプレゼンは一味インパクトが強くなるのかもしれない。
こうなると、これまで出先でプレゼンを行うために持ち歩いていたノートPCは、より小型軽量な "iPad" で十分に置き換えられ得るということになりそうだ。
ところで、外部の大型ディスプレイという場合、何もPC用ディスプレイでなくとも、昨今では "大型液晶テレビ" がその役割を担うことができそうである。
というのも、昨今の "大型液晶テレビ" の背面には、PCからのディスプレイ・ケーブルを接続し、PCからのデータ入力が可能なコネクタを装備していたりするからである。 そこで、何はさておき "ディスプレイケーブル" を携帯することが必要となろう。
この "ディスプレイケーブル" は、通常のPCとディスプレイとを繋いでいる "D-Sub15pin(mini)オス ⇔ D-Sub15pin(mini)オス" という形状で、5メーター程度あった方がいいのかもしれない。
◆参照 <ELECOM Rohs指令対応ディスプレイケーブル D-Sub15pin(mini)オス-D-Sub15pin(mini)オス 5.0m CAC-ECO50> \.1,449.-
ちなみに、わが家の "大型液晶テレビ" に繋いだところ、画質はPCディスプレイよりも精細で見応えがあった印象を受けた。
また仮に、"大型液晶テレビ" 側に、PCからのデータ入力可能なコネクタが装備されていない場合には、若干、値が張るが以下のようなコンバータもあるにはある。
<BUFFALO SC-1 PC-TVコンバータ 「P Cast」> \.6,467.-
[ PCast PC-TVコンバータSC-1の製品仕様 ]
・対応インターフェース規格:VESA VGA
・コントローラ:FOCUS Enhancements社製 FS401
・入力端子:ミニD-Sub15ピン×1
・出力端子:RCA(コンポジット)×1、ミニDIN4ピン(S端子)×1、ミニD-Sub15ピン(スルーアウト)×1
・対応解像度:640×480/800×600/832×624/1024×768/1152×864/1152×870/1280×1024/1600×1200ドット(いずれの解像度においても水平同期:24KHz~100KHz、垂直同期:50Hz~130Hz)
・対応テレビ方式:NTSC
・電源:AC100V 50/60Hz
・本体動作電圧 DC5V
・消費電力:平均5.0W、最大6.3W
・消費電流:平均550mA、最大630mA
・外形寸法:W105×H105×D27mm(コネクタ・突起物含まず)
・重量:約140g
・動作環境:温度0~40℃、湿度20~80%(結露なきこと)
いずれにしても、"iPad" & "iPad Dock Connector-VGAアダプタ" & "ディスプレイケーブル" という三位一体のツール一式で、 "どこでもプレゼン!" というスタイルが整うことになる。もちろん、"コンテンツ" 自体がお粗末であっては話にならないが...... (2011.02.05)
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