米アップルは、新機種 "iPad2" をリリースするそうだ。"asahi.com(朝日新聞)" は以下のように報じている。
<【サンフランシスコ=山川一基】米アップルは2日、画面に触って操作する板状のタブレット型端末の新機種「iPad(アイパッド)2」を発表した。昨春発売した初代より処理速度が大きく向上。軽量・薄型化を進め、カメラをつけた。米国で11日、日本などでは25日発売する。
初代同様、無線LAN版と携帯電話網3G対応版を投入する。日本の通信会社はソフトバンクモバイルで、価格は未定。米国ではAT&Tとベライゾン・ワイヤレスが扱い、価格は初代と同じ499ドル(約4万900円)から。
画面の大きさは初代と同じ9.7インチ。厚さは初代の約3分の2の8.8ミリと、同社の多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)4」より薄い。重さは約90グラム減って約590グラムになった。互いの表情を見ながら話せるテレビ電話ができるように、端末の表と裏にカメラを装備。処理速度を2倍、画像表示性能を9倍に高めた新しい半導体を搭載した。......>(<iPad2は薄型・軽量・カメラ付き ジョブズ氏が発表/asahi.com/2011年3月3日>)
注目してみたい点は、<軽量・薄型化>という点や、<処理速度を2倍、画像表示性能を9倍に高めた新しい半導体を搭載>という点になろうか。もっとも、他のユーザー各位はどうかは知らないが、自分の場合、"初代 iPad" の"処理速度/画像表示性能" に対してはそれほどの不満を感じてはいないのが実情である。
また<互いの表情を見ながら話せるテレビ電話ができるように、端末の表と裏にカメラを装備>については、まあ結構なことには違いなかろうが、正直言って個人的には、さほど感じ入ることはない。PCでさんざん実施されていることを採り込んだからといって何ほどのこともないと思ったりするわけで、むしろ、そんなことよりも、かねてから指摘されていた、読書用としては "重い!" というクレームに真正面から向き合って、"軽量化" をさらに画期的に進めて欲しかった、という印象か......。
まあ、"処理速度/画像表示性能" の向上については、今後の楽しみに期待してみたいとは思う。とは言っても、今のところ、既存の "初代 iPad" に加えて "iPad2" を追加購入しようとまでは考えてはいない...... (2011.03.04)
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