ソーシャルウェブでの"スタートアップ"のシミュレーション&チェックは有意義! ......

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 "ソーシャルメディア" 活動が熟すと、"スタートアップ"(起業)が視野に入ってくるものであろう。
 有り体に言って、余り評論家的云々はすべきではない事柄だと了解はしているが、"ソーシャルメディア" 活動への理解を深めるという観点で、下記サイト記事をレビューすることにした。
 人は、"リスクテイキング" の視点に立ってはじめて事の真相が見えてくるものなのかもしれない。そう考えると、"スタートアップ" をシミュレーションしつつ、"チェックリスト" のひとつひとつを吟味して、見えていなかった点に配慮していくことは結構有意義なことではないかと考える。

 以前にも書いたが、何よりも関心が注がれるのは "スタートアップのコンセプト" についてかと思われる。それに関して、下記記事では実に単刀直入なアドバイスをしている。
 ■ 解決すべきユーザーの課題は明確か?の項で、<テクノロジ―から入ってしまうと、得てしてユーザーの課題解決にならないサービスが生まれてしまいがちです。サービスを創る際は、テクノロジ―ではなくユーザーの課題からスタートしましょう。>と釘を刺している点には強い共感を覚えた。
 極論をすれば、そもそも "ソーシャルメディア" 関連ビジネスが、"技術系" 畑の人材の守備範囲にあると勝手に信じることには大きな抵抗感を禁じえない。「紺屋の白袴」的実情が余りにも目立つからである......。
 "テクノロジー好きの人間嫌い"、"トータルシステムよりサブシステム偏重主義" などといった傾きで、この種の仕事に踏み込むことは自重したいものだと......。

 その他いろいろと "盲点" となりがちなチェック項目が多々あって十分参考となる。
 もう一つだけ老婆心で言うならば、<チームメンバーの共感を育み、維持させるのはファウンダー(創立者)の仕事でしょう。船頭として「面白い船」を創っていくことが、スタートアップにおいては大切です。>という点だろうか。
 "ソーシャルメディア" 活動の "コア(核)" は "コミュニティ" であり、その意味で■ チームは共感しているか? というチェック項目の持つ意味は大きい。
 ただし、"依存し合う関係" だけでの共感は墓穴を掘りかねない。リーダー = ファウンダー(創立者)が果たす役割は決して小さくはない、と痛感する。

―――― スタートアップのためのチェックリスト (抜粋引用)

 ......日々取材をする中で、特に成功している企業を観察した結果生まれたチェックリストです。

■ 解決すべきユーザーの課題は明確か?

 しばしば見られるのが、「具体的にどんなユーザーの課題を解決したいのか分からない」サービスです。

 「位置情報とインタレストグラフを合わせたサービス」「位置情報とQ&Aを合わせたサービス」のように、テクノロジ―から入ってしまうと、得てしてユーザーの課題解決にならないサービスが生まれてしまいがちです。サービスを創る際は、テクノロジ―ではなくユーザーの課題からスタートしましょう。

■ ターゲットユーザーへのヒアリングは行ったか?

 ......本格的に開発を始める前にターゲットユーザーへのヒアリングを十分に行うことは、失敗を避けるためにっても重要です。

 例えば、B2Bビジネスを考えているのなら、開発前に売り先となる企業にヒアリングを行いましょう。

 ヒアリングは失敗確率を下げるだけでなく、ローンチ直後のユーザーの獲得にも繋がるため、一定のリソースを割いて行う価値があります。影響力のあるブロガーなどに企画中のサービスのコンセプトを説明し、フィードバックを求める&認知してもらう、といった戦術も有効です。

■ 国内外の競合リサーチを行ったか?

 基本的なことですが、同様の製品が既に存在しないかは良く確認しましょう。競合の製品、彼らが取るマーケティング戦略や資本政策は、多いに参考になるでしょう。

■ 「資本政策」について理解しているか?

 いわゆる「資本政策」について学ばないまま外部の資本を入れてしまい、後々に後悔する、というケースが少なからず存在します。

 資本政策について平易かつ詳しく書かれた「起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと」はスタートアップをするにあたって必読です。これ読むまでインキュベーター含め、外部の資本は入れない方が良いでしょう。

■ 初期ユーザー獲得の戦略は練っているか?

 特に「人が集まらないと面白くない」サービスは、初期ユーザーを獲得するための戦略を綿密に練る必要があるでしょう。

 お金を掛けないマーケティング施策を、工夫して行いましょう。

 例えば:
1.イベント・カンファレンスに出場する
2.ブロガー、記者に取材してもらう
3.徹底的にターゲットユーザーへのヒアリングを行う(グループインタビューの実施)
4.自社イベントを企画する
5.ターゲットユーザーがいるコミュニティに参加する
6.エヴァンジェリストユーザー(宣伝してくれるユーザー)の育成
7.ブログや動画など、オンラインコンテンツを使ったマーケティングを行う

 といった戦術が挙げられるでしょう。

■ マネタイズについて現実的な計画は立っているか?

 シリコンバレーでは既にバブル崩壊の兆しが報じられており、今後スタートアップに対する投資はいつ下火になるか分かりません。資金調達に失敗したらサービスがつぶれてしまう、といった事業計画は極力避けるようにしたいところです。

 サステナブルな経営を続けていくためにも、マネタイズ(収益化)について、現実的な視点から計画を立てましょう。B2Bでの販売を予定しているのなら、ターゲットとなるクライアントへのヒアリング(「どんなサービスなら買いますか?」)を十分に行いましょう。

■ Exit(出口戦略)については明確になっているか?

 特に第三者の投資を受ける場合、Exitと呼ばれる出口戦略はほぼ確実に求められます。自社のサービスがどこかに買収されるものなのか、株式公開(IPO)を目指すのか、できるだけ具体的に計画を立てましょう。

 もちろんサービスの性質によっては、Exitが目的にならないものもあってしかるべきです。

■ チームは共感しているか?

 スタートアップでもっとも大切なのはチームです。「無償で働いても良い」と思ってもらえるくらいにまでメンバーの共感を獲得することが、スタートアップには重要になります。

 チームメンバーの共感を育み、維持させるのはファウンダー(創立者)の仕事でしょう。船頭として「面白い船」を創っていくことが、スタートアップにおいては大切です。>スタートアップのためのチェックリスト/現代ビジネス - ソーシャルウェブが未来を創る!/2011.10.18


 概して、ソーシャルウェブでの "スタートアップ" だからと言って、必ずしも一般的な "起業"、会社設立と比べて、破格の "特殊性" があるとは考えない方が良さそうではないか。もし "特殊性" を言うならば、むしろ現時点での日本経済、国際経済の "満身創痍" 状態の方が気になる...... (2011.11.14)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2011年11月14日 00:01に書いたブログ記事です。

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