"ソーシャルメディア" とは人と人との "つながり(関係形成)" を本質とするものであるわけだから、"柔軟な視点" を持つならば、人間関係が展開するところであれば、何も現代世界に限られるわけではなさそうだ。まして、"スマホ" というハードウェア・ツールに "拘泥" することもないのかもしれない。
そんなことを示唆してくれる以下のサイト記事が目についた。
果たして、"アラブの春" とヨーロッパ中世に風穴を開けた "宗教改革(by ルター)" に類似性があるのかどうか、興味は尽きないが、それよりも、"ソーシャルメディア" の研究でこうした自由奔放な観点を導入する "フリーハンド・アクション" に意表を突かれた。と同時に、"これこれ!" という嬉しい共感を抱いた次第なのである。
"ソーシャルメディア" と言えば、企業のマーケティングだ、やれ "効果計測" だ、いやいや "炎上" 回避だと、"セコイ!" ことこの上ないのがどこぞの国々の現状だ。
人間の "つながり" というものをを卑しめるのも "いい加減にセイ!" と感じていただけに、"ホホ~" こういうアプローチもあったか......、と意気に感じたのだ。
先ずは、その点だけをお伝えしたかった......。広い視野、柔軟な視点を確保しましょうよ......。
< ≪ソーシャルメディア≫ 欧州の宗教改革とアラブの春の類似点!!
エジプトで倒された大統領のムバラクさんとローマ法王
<引用もと:エコノミスト>
エコノミストの記事ですが、テーマはソーシャルメディアです。欧米では社会学者の間でアラブの春(チュニジアのジャスミン革命やエジプトとリビアの社会変動)と16世紀の宗教改革の類似点を盛んに研究し始めています。
1517年にマルチンルターが教会の壁に95か条のローマ法王批判を書いたのが宗教改革の開始です。教会にお金を出せば天国にいける、幸せになれるとローマ法王が言ったのに腹を立てた訳ですね。
似ているのは・・・・
1、メディアの使い方
宗教改革では法王擁護派はラテン語の文章しか使っていない。
一方マルチン・ルターらは現地語のドイツ語=口語で印刷物を大量に配っている。
それから各国の口語=各国の言語に訳されている。2、マルチメディア
新しい賛美歌、パンフレットの絵の使い方が上手い!!
まるで一時のフォークソングゲリラみたいです。3、オフ会を頻繁に開催
口語のドイツ語でも読めない文盲の人が多いため、教会ではなく食堂や集会場で会合を開き、ルターの主張を朗読している。これが世論形成にものすごく有効だった。
それに対して教会は「教会の外で神の教えが・・」と怒っている。
まるで2008年のオバマさんの選挙運動、アラブの春みたいです。
必ずしもパンフレットなどだけに頼ったわけではなく、どんどんオフ会を開いています。
こうして世論はルター有利、ローマ法王教会派不利に傾きました。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter >
( <ソーシャルメディア>欧州の宗教改革とアラブの春の類似点!!/Social Networking.jp/2011.12.27 )
"ソーシャルメディア" の極意とは、従来の人と人との "つながり" 方に縛られずに、関係形成! 的にいろいろとトライしてみることなんでしょうね。"何でもあり" というスタイルに近い。まだまだ挑戦すべきモードは尽きないようだ...... (2011.12.29)
コメントする