下記引用サイト記事: 時系列で見た「2011年の地震」:動画/WIRED JAPANESE EDITON - SCIENCE/2012.02.07 で紹介されている 動画 を観るならば、「見ざる、聞かざる、言わざる」の "人生観" がメルトダウンしてしまいそうだ......。
もはやこの世界に "あり得ないこと"( the impossible )は無くなったと作家・辺見庸が語っていた( c.f. 私にとっての"3.11"「作家・辺見庸」(こころの時代~宗教・人生~ シリーズ)/NHK 番組表/2012.02.04 13:00~14:00 )のを思い起こす。
"あり得ないこと" 自体が "あり得ない!" ということを、"3.11" の悲劇的事実はわれわれに知らしめた。だが、それでも "知らんぷり" を決め込む "鈍感さ" に、このビジュアルなメディアは、静かに迫ってくるかのようだ。
勝手に信じ込んできた "平穏な日常"( c.f. 「終わりなき日常」宮台真司 )自体を、自身の頭と感性でじっくりと再吟味してみることが迫られているかのような気がしている......。
いつも "誰か任せ" となり、"いいとこ取り" さながらに振舞いつつ "気休め" に終始してきた、そんなライフスタイルが、徐々にメルトダウンしていることを、この動画は淡々と語っている......。
時系列で見た「2011年の地震」:動画
2011年に起きたすべての地震を、世界地図と日本地図上において、それぞれの規模が分かる形で時系列表示した動画が話題だ。
『YouTube』ユーザーの「StoryMonoroch」が、日本で破壊的な地震と津波が起こった2011年3月11日近辺の地震活動を時系列で表示する動画を掲載している。動画は2011年1月から開始し、1分45秒のあたりから、劇的に状況が変わることがわかる。
動画は、この地震の結果として日本の人々に生じた状況は伝えていない。オーストラリアのABC Newsは、地震の前と後が比較できる 各地の写真を掲載 しており、被害の大きさをかいま見ることができる [ リンク先記事には、マウスオーバーすると地震の前と後が比較できる航空・衛星写真が数十枚掲載されている ]。
事故を起こした福島第一原発の [ 2号機格納容器 ] 内部を、10mの長さの「内視鏡」を通して見た写真も公開されている。 [以下の動画は、公開された動画をまとめたもの ]
なお、StoryMonorochは、同時期の世界的な地震活動を確認できる動画も掲載している。
TEXT BY Roy Wood( 時系列で見た「2011年の地震」:動画/WIRED JAPANESE EDITON - SCIENCE/2012.02.07 )
TRANSLATION BY ガリレオ
われわれが勝手に馴染んできた "平穏な日常" が、何を "度外視" することで "仮想(幻想)" として成り立っていたのかを、そんなこととは無縁な自然現象であるシビァな地震状況は照らし出している...... (2012.02.09)
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