iPad と iPod touch で、早速、試してみたが、思いのほかスムーズに使えてストレスを感じることはなかった。
"漢字" の入力も十分に可能であり、"変換" の "精度" も意外と良い。ただ、変換は "随時" 処理されるために、画数の多い漢字を手書きする場合には一気に書き込まないと、途中の"へん、つくり" といった部首の段階で変換されてしまう。ちょっとした "忙しさ(?)" が伴う。
入力途中の画面例をスクリーンショットしようとしたのだが、上記のように、変換が "随時(瞬時)" 処理されるため、手書き部分があっという間に消えてしまい叶わなかった。まあ、要するに "スピーディ" だということである。
とかく、モバイルでの文字入力は煩わしさが伴うもの。そして、"キーワード検索" の作業はといえば、外付けキーボードを持ち出すほどのことでもない。
"設定" しておいても支障となることはなさそうだ。方法も簡単で、 "Google検索" の初期画面で下方にある「設定」をタップして、リスト項目の「手書き入力」から「有効にする」にチェックを入れて保存するだけでOKだ。
こうしたちょっとした作業(検索)には、このような "手書き文字入力" 方式がリーズナブルだと思われる。なぜもっと早く採用されなかったのかと思うほどだ......。
グーグル「Handwrite」、手書き文字によるモバイル検索を可能に/CNET Japan/2012.07.27
モバイルデバイスでGoogleウェブサービスを利用した検索時に、検索したい語句の文字をタッチスクリーンの任意の場所で手書きできるようになった。
この機能をオンにするには、モバイルブラウザでGoogle.comにアクセスし、設定でHandwriteオプションを有効にする必要がある。Handwriteアイコンが画面の右下隅に表示されるので、そのアイコンをタップすると手書き機能がオンになる。文字を手書きすると、その手書き文字が検索バーに表示され、標準の文字に変換される。その後、オートサジェスト機能に引き継がれ、デバイスを手持つ以外に何もしなくても検索結果が表示される。
Handwriteはキーボードを置き換えるものではなく、ユーザーは双方を簡単に切り替えられる。これは筆者にとって都合がよい。というのも、Googleは筆者が走り書きした「a」を判読できないようだからだ。親切なことにGoogleは使いやすくするためのヒントを用意している。たとえば、数字の「1」は印刷物で見るような形に書くとか、ゼロに斜線を引いて文字の「O」と区別するなどだ。
Googleの説明によると、現時点でHandwriteが最も良く機能するのは「Android」デバイス上の「Chrome」だが、「iOS 5」以降を搭載したデバイスや「Android 2.3」以降のスマートフォン、少なくとも「Android 4.0」を搭載したタブレットでも機能するという。
そう言えば、"検索対象" によっては、"Google 音声検索" という手もあったわけだ...... (2012.07.28)
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