時代は"上り坂/向い風"! 必要なパワーは瞬発力よりも"持続力"!500km体験済で実感!

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 あいにく、今日の雨は止みそうにない。このところ毎朝、"10km 以上の自転車走行" を継続させていることからすれば、残念というよりも悔しい感触。
 "サイクルコンピューター" での走行距離カウンターでは、累計 524 km となっている。当初、500 km 程度を走り込めば "自転車慣れ体質" に変わりはじめるだろうと見込んでいたが、確かに "その実感" が生まれている。
 従来、"キツイ!" と痛感せざるを得なかった街中の坂を、昨今では "同じギア" で比較的ラクにやり過ごすことができる。また、相応の距離をぺダリングを止めることなく漕ぎ続けることも......。そして、所定のコースを走り終わった後の疲れや痛みも格段にラクになった。

 なぜ、今、"自転車トレーニング" ―― 自分では、トレーニングだと位置づけている、サイクリングではなく ―― なのかの動機については以下のように書いた。

脳活動を含めた人の身体は、まさに「止まれば、終わる......」宿命にあるようだ。筋肉は、使わなければメキメキと衰えるものだし、頭脳も心も負荷を与え続けなければ "フラット" という虚無に滑り込んで行く。つまり、人という有機体は、止まれば、終わる存在以外ではない>( チャリンコ健康増進法!一ヶ月300km体験で実感!"自転車操業人生(?)"に見合っている!?」( 当誌 2012.12.09 )

 で、今日は、はじめての "トレーニング中止日" でもあるため、"500 km 走破" を "祝して" この間に実感させられたことをメモしておくことにした。

 結論から言うならば、"持続する力" の効果的な鍛え方! である。その方法とは、"持続させること" である。と言えば、アホか、と言われそうだがさにあらず......。
 "持続させること" に "科学的な秘訣!" が隠されているのである。

 ところで、ここでちょっと "自転車トレーニング" から離れるが、時代環境は、まさに"上り坂/向い風"!という "キツイ" 状況に転じているという印象がある。象徴的な表現として。
 これまで、"無風/追い風" そして、"何もせず" とも進める "下り坂" 的な "ラク" な時代環境が、ガラリと変わったというわけである。
 そしてこの変化は、当然ながら "これに対処する側の人の能力/パワー" に関しても、痛烈な作用を及ぼしてくる。旧態依然として構える多くの人々を置き去りにしかねない......。
 "何もせず" の人はやむを得ないとして、"思わぬ人" をまで敗者としかねない気配を感じる。
 "思わぬ人" とは、妙な表現ではあるが もっぱら"瞬発力" のみに頼る人 のことを指している。

 要するに、"無風/追い風" そして、"何もせず" とも進める "下り坂" 的な "ラク" な時代環境であれば、「"日常的怠惰" × "瞬発力" 発揮」のスタイルであっても、そこそこの勝ち目があったと言えるだろう。一度の "瞬発力" 発揮で、怠惰ゆえの貧しい結果をもリカバリーしてしまう、というように。
 しかし、"上り坂/向い風"!という "キツイ" 状況では、"瞬発力" の効力/威力はほとんど効を奏さない。断続的でしかあり得ない "瞬発力" の効果を、"キツイ" 状況が呑み込んでしまうからだ。
 また、"瞬発力" の発揮には、"多大な疲労度" が伴うため、継続困難な状態に陥るリスクが高いからだ。

 ここから、"上り坂/向い風"!という "キツイ" 状況にあっては、何よりも "持続する力"!こそが実践的で効果的だということになる。
 ところが、見回してみると、現代という時代環境では、このパワーを養うことは疎かにされていそうだ。いわゆる "あなたも、いきなり何とかパワー" という安直な風潮に流されているように見えるのだが......。

 さて、話を "自転車トレーニング" に戻すと、自転車で傾斜度の高い坂を走行し切るのに、"瞬発力" に頼ってムリをしながらのガンバリは禁物であろう。ゼッタイに続かないし、それどころか激しい筋肉疲労でぺダリング自体が不可能となったりしてしまう。
 合理的な方法は、"持続させること" が可能な状態( 負荷 )で、ぺダリングを絶やさずに継続させること! これ以外に、長い坂を上り切ることは不可能かもしれない。そのためにこそ、"ギア" 装置があるわけだ。

 ただ、ここで言いたいことは、"ギア" 装置の有難さ/効能ということではない。
 結論から言えば、"有酸素運動" と "無酸素運動" という "生理的メカニズム" に目を向けたいのである。そして、"有酸素運動"によって運動(ぺダリング)を継続させながら "持続する力" を養うこと、これが "持続させること" の "科学的な秘訣!" だということだ。

 短距離走や筋肉トレーニングのように、瞬間的に強い力が必要な時は、糖質を筋肉に溜めておいたグリコーゲンが主原料。この反応は酸素を必要としない為、無酸素運動と呼ばれている。短時間しか運動できないが、筋肉を鍛えることができる。
 一方、ウォーキングやジョギングのように、継続的で比較的弱い力が筋肉にかかり続ける時は、エネルギー源として、体中に溜めてある体脂肪を燃焼させて使う。こちらの反応を起こす場合、燃焼材料として酸素が必要となる為、有酸素運動と呼ばれている。20分以上続けることで脂肪燃焼が効果的に起きる。
>( 「有酸素運動と無酸素運動」

 昨今、"有酸素運動" は、"ダイエット" や "エアロビック" の観点から注目されている。それらも興味深いが、"持続する力" が養われる点! その点に何よりも注意が喚起されたというのが、"自転車トレーニング" から得た実感なのである。
 そして、"上り坂/向い風"!という "キツイ" 状況に転じた時代環境に対峙して行くためにも、"無酸素運動" 的な "ガンバリ(?)" 方ではなくて、とにかく"持続志向!" であるところの "有酸素運動" 的な生き方/スタンスが目指されて良いのではないかと...... (2012.12.31)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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