孤立を深める北朝鮮が挑発する"核攻撃"!その"脅し"、簡単に排除することはできない!?

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 この2月12日に3度目の核実験を強行した北朝鮮を、さすがの "後見人(?)" の中国も見放し、いよいよ北朝鮮は孤立の一途を辿っている。そして、国連安全保障理事会が制裁決議を採択するに至った。

 だが、北朝鮮は相変わらずの "脅し"、まるで "窮鼠猫を噛む" とばかりの "暴挙" の姿勢で身構えている。

 下記引用サイト記事:焦点:北朝鮮が挑発する「核攻撃」、歴史が語る不吉な前兆/REUTERS/2013.03.08 が伝えるところでは、こうした "暴挙" の姿勢に対して、国際社会は "微妙な緊張" を伴って凝視しているという。

 一方での "醒めた見方" ......。

 <北朝鮮外務省は7日、米国に対する「核兵器での先制攻撃」にまで踏み込んだが、これについても専門家の間では、まだ技術的には不可能であり、実施できたとしても自殺行為だとの考えが支配的だ/ 北朝鮮が少なくとも核兵器6個分のプルトニウムを保有していると推測されるが、弾頭の小型化なしに米国への核ミサイル攻撃は不可能だ

 が、他方では "警戒の姿勢" も崩さないでいる......。

 <ただ、前出のクリングナー氏は、「北朝鮮の脅しを簡単に排除することはできない。実行に移されることもあるからだ」と警鐘を鳴らす/ その例として、2010年の延坪島砲撃事件と韓国哨戒艦沈没事件を挙げる

 不吉な動向も浮上しているだけに、まさに "窮鼠猫を噛む" といった事態も危惧される......。

 ◆ 参照 スクープレポート 北朝鮮金体制を転覆せよ アメリカはCIAを送り込んだ/現代ビジネス/2013.03.04

 焦点: 北朝鮮が挑発する「核攻撃」、歴史が語る不吉な前兆/REUTERS/2013.03.08

 [ワシントン 7日 ロイター] 孤立を深める北朝鮮外部に向かって「血の凍るような」軍事的脅威を発することは珍しくなく、世界はそうしたメッセージを「大げさなレトリック」としてまともに取り合わないようになっている。しかし、北朝鮮が時として何らかの行動に移すことも歴史は物語っている

 北朝鮮外務省は7日、米国に対する「核兵器での先制攻撃」にまで踏み込んだが、これについても専門家の間では、まだ技術的には不可能であり、実施できたとしても自殺行為だとの考えが支配的だ。米国務省のヌランド報道官は「こういった極端な言葉遣いは、残念ながら、北朝鮮に関しては珍しいことではない」とコメント。米国は北朝鮮のいかなる攻撃からも、同盟国である日本と韓国を防衛できると付け加えた。

 今回の北朝鮮の「挑発」は、国連安全保障理事会が3回目の核実験を強行した同国に対する制裁決議を採択する数時間前に出された

 北朝鮮が譲歩の姿勢を見せてきた場合に関して言えば、彼らの言葉を額面通りに受け取るのは今や不可能に近い。朝鮮半島の非核化をめぐる過去20年の外交交渉では、約束や合意は何度も反故(ほご)にされ、北朝鮮は着実に核兵器開発を進めてきた。2000年に歴史的な南北共同宣言が締結された後には、韓国から北朝鮮に多額の支援が行われたが、その見返りとして韓国が得たものはほとんどない。

 一方、北朝鮮からの軍事的警告に関して言えば、何らかの行動が伴う「実績」がある。2006年と2009年、そして今年2月の核実験は、国際社会が強く自制が求めたにもかかわらず実施した。過去2回の核実験は、国連安保理の制裁を無視する格好で行われたものだ。

何らかの行動の前兆か

 米中央情報局(CIA)で北朝鮮担当分析官だったブルース・クリングナー氏は、北朝鮮が朝鮮中央通信社(KCNA)を通じてたびたび繰り返す軍事的警告について、「大言壮語であり、差し迫った武力攻撃を示唆するが、結局それは起きていない」と述べる。

 韓国の国民や金融市場は、ソウルを「火の海にする」という北朝鮮の決まり文句を受け流すことにずいぶん前から慣れている。

 7日の「核兵器による先制攻撃」についても、専門家や米当局者の間では、韓国や米国、そして中国を威嚇することが目的だとの見方で共通する。

 グリン・デービース米政府特別代表(北朝鮮担当)は上院公聴会で、「国際社会が結束を強めて圧力をかけているという事実に対する北朝鮮の典型的反応という部分が大きい」と述べた。

 また、アジア協会のマット・シュトゥンプ氏は、もし北朝鮮の目的が米国を核交渉のテーブルに復帰させることだとすれば、その狙いは失敗だと指摘。「一連の危機を通じ、米国、韓国、日本、中国の見解がどれほど変わったかを北朝鮮は見過ごしている」とし、「過去には有効な戦略だったかもしれないが、北朝鮮が真の変化にコミットしていることを見せない限り、(米国などに)交渉への意欲はほとんどない」と語った。

 米議会調査部は、先月の地下核実験後に発表した報告書で、北朝鮮が少なくとも核兵器6個分のプルトニウムを保有していると推測されるが、弾頭の小型化なしに米国への核ミサイル攻撃は不可能だと結論づけている。

 ただ、前出のクリングナー氏は、「北朝鮮の脅しを簡単に排除することはできない。実行に移されることもあるからだ」と警鐘を鳴らす

 同氏はその例として、2010年の延坪島砲撃事件と韓国哨戒艦沈没事件を挙げる。北朝鮮は哨戒艦沈没への関与を否定しているが、両事件の前には韓国の李明博政権(当時)を強く非難し、攻撃も示唆していた。

 現在は米ヘリテージ財団に所属するクリングナー氏は「北朝鮮の新たな脅しは、過去の多くの場合そうだったように今回も実行に移されないで終わるのか、それとも、これから起こす行動の前兆だろうか。常に難しい問題だ」と語っている。

(原文執筆:Paul Eckert、翻訳:宮井伸明、編集:梅川崇)


 この上なく "緊張度を高めた事態" に対する、いわゆる "ソフト・ランディング" の筋書きが容易に見つけられない状況......。不可解な緊張は、この先いつまで続くのであろうか...... (2013.03.10)













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