地球温暖化で"100年に1度の大規模な洪水"が世界各地で増加!温暖化前提の洪水対策要!

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 その被害水準が、事によったら "漠然視" されていたかもしれない "地球温暖化" 現象! "100年に1度の大規模な洪水" を発生させる確率を高める、おそれがあるという慄然とする分析結果が発表された。
 "大規模な洪水" という人々の生命と生活に甚大な被害を及ぼしかねない事態が想定されるだけに警戒を要する。

 下記引用サイト記事【 引用記事 1 】温暖化で「アジア大規模洪水倍以上に」/NHK NEWS WEB/2013.06.10 - 15:21 は以下のように報じている。

 <地球温暖化が進むと、今世紀後半にはこれまで100年に1度しか起きなかったような大規模な洪水が世界各地で増加/ 100年に1度しか起きなかったような大規模な洪水が50年から5年に1度の割合で起きるようになり、発生の頻度は2倍から20倍に増加すると推計/ 洪水が増えるとされる地域では人口の増加も予測されるため、被害の拡大が懸念される

 なお、この日本における<温暖化影響予測> については、下記引用サイト記事【 関連 引用記事 2 】温暖化影響予測:日本の平均気温、最高4度上昇/毎日新聞/2013.04.12 - 18:48 で、以下のように伝えられている。

 <地球温暖化がこのまま進めば、今世紀末には日本の平均気温が最高4度上昇し、河川氾濫の確率が最大4.4倍に増える> との予測結果である。

 従来からの基準によって講じられているに違いなかろう "洪水" 対策は、"100年に1度の大規模な洪水" に耐えられる、そうした水準のものへと再構築されなければならない、ということになろう......。

【 引用記事 1 】

 温暖化で「アジア大規模洪水倍以上に」/NHK NEWS WEB/2013.06.10 - 15:21

 地球温暖化が進むと、今世紀後半にはこれまで100年に1度しか起きなかったような大規模な洪水が世界各地で増加するおそれがあるという研究結果がまとまりました。
 洪水が増えるとされる地域では人口の増加も予測され、被害が拡大するおそれがあると専門家は分析
しています。

 東京大学や東京工業大学などの研究グループは、国連がまとめている予測シナリオどおりに地球温暖化が進んだ場合、将来、大雨で洪水が発生する頻度がどう変化するか分析しました。
 それによりますと、今世紀後半の2071年以降、アジアやアフリカの中央部、それに南アメリカなど世界各地で、これまでその地域で100年に1度しか起きなかったような大規模な洪水が50年から5年に1度の割合で起きるようになり、発生の頻度は2倍から20倍に増加すると推計しています。
 また、洪水が増えるとされる地域では人口の増加も予測されるため、被害の拡大が懸念されるとしています。
 洪水で被災するおそれがある地域の人口は現在はおよそ560万人と推計されていますが、▽世界の平均気温が2度上がった場合はおよそ3000万人に、▽4度上がった場合はおよそ6000万人に増えると推計しています。
 研究グループの東京大学の平林由希子准教授は「温暖化による洪水のリスクが高まることを初めて具体的に示すことができた。洪水対策は温暖化を前提に今から進める必要がある」と指摘しています。

 ※ 同一ニュース 地球温暖化:洪水確率高まり 世界で1億人に被災リスク/毎日新聞/2013.06.10 - 10:00

【 関連 引用記事 2 】

 温暖化影響予測:日本の平均気温、最高4度上昇/毎日新聞/2013.04.12 - 18:48

 地球温暖化がこのまま進めば、今世紀末には日本の平均気温が最高4度上昇し、河川氾濫の確率が最大4.4倍に増えるとの予測結果を、環境省などが12日公表した。健康被害のリスクや農産物の収量にも影響が出ると予測している。政府は14年度末をめどに対策をまとめる方針。

 予測は、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書と同じモデルを用いた。日本の平均気温は過去100年間で、世界平均(0.68度)を上回る1.15度上昇している。温室効果ガスが今以上のペースで増え続けた場合には、今世紀末にはさらに2.1〜4.0度上がると予測。最高気温が30度以上の「真夏日」は、沖縄・奄美で年間約50日、全国平均で同約25日増えるという。

 今世紀末までに3度上昇すると仮定した場合、短時間に強い雨が降る「ゲリラ豪雨」の頻度が増加。全国の1級河川で洪水の発生確率が1.8〜4.4倍に高まる。強い台風が接近する頻度も高まるため、高さ20メートル前後の高波が発生する頻度も太平洋沿岸を中心に増えるとした。

 生態系への影響では、気温上昇によって水稲は収量が増えるものの、一等米の比率が北陸で40%減るなど品質が低下する。また、沿岸のサンゴ礁は2030〜40年代に消滅してしまうという。熱帯に多い感染症「デング熱」を媒介するヒトスジシマカの越冬北限は、現在は青森県南部だが、2100年には北海道へ広がると予測している。【阿部周一】

◇ 地球温暖化で今世紀末までに予測される主な国内影響 ◇

 ● 平均気温は2.1〜4.0度上昇

 ● 1時間あたり50ミリ以上の降雨の年間発生回数が全国平均で約4倍に増加

 ● 1級河川の洪水発生確率が1.8〜4.4倍に増加

 ● 北日本と中部山地以外で河川流量が減り、渇水が深刻化

 ● 2030年代までにサンゴ礁半減、40年代までに消失

 ● 一等米の比率が全国で17.6%減少

 ● デング熱を媒介するヒトスジシマカの越冬可能地域が北海道へ拡大

 ● 熱中症の死亡リスク増大 


 "地球温暖化" は、回避不能の現象なのだと悲観的に見なしてしまうのか、あるいはそれを抑止するためのコストと、その被害発生に向けた対策コスト、復旧コストなどの膨大な合計とを、冷静に比較できる聡明さや判断が求められている...... (2013.06.11)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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