国内で、および世界各地で、相次ぐ "異常気象現象" としての "天候の猛威" を目の当たりにするにつけ、"地球温暖化/二酸化炭素濃度上昇" の悪化が憂慮されるばかりだ。
◆ 参照 当誌過去の "二酸化炭素" 関連記事
○ CO2が400ppm超え!過去80万年で例のない水準!もはや"何が起きるか分からない"事態!/当誌 2014.05.29
ところが、今回注目する下記引用サイト記事 : 二酸化炭素の平均濃度 過去最高/NHK NEWS WEB/2014.09.11 は、事態は改善されるどころか、"最悪!" のありさまとなっている、と伝えている。
<WMO=世界気象機関は、去年、世界各地で観測された地球温暖化の原因となる二酸化炭素の平均濃度は観測史上最も高く、前の年からの増加量も観測を始めてから最も大きかったと公表しました。/ 主要な温室効果ガスである二酸化炭素の去年の世界の平均濃度は396ppmと、観測を始めた1984年以来増加を続けていて、最も高くなりました。
また、前の年からの濃度の増加量も2.9ppmと、1998年を上回って、観測を始めてから最も大きくなりました。/ 発表では、2100年までの気温の上昇を今後、1度程度に抑えるには、現在の二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を80%削減する必要があるとしています。 また、報告書では、大気中に放出された二酸化炭素が海に溶け続けているため、海洋の酸性化が世界的に進行していて、この傾向が続けば海洋の生態系に影響が出る懸念があると指摘しました。/ 気象庁の小出寛全球大気監視調整官は「温暖化対策が叫ばれているにもかかわらず二酸化炭素の増加が顕著だった。気温が1度上がれば極端な気象現象が起きる可能性が高まると言われているので、現状を知ってもらい、対策を取ってほしい」と話しています。> とある。
二酸化炭素の平均濃度 過去最高/NHK NEWS WEB/2014.09.11
WMO=世界気象機関は、去年、世界各地で観測された地球温暖化の原因となる二酸化炭素の平均濃度は観測史上最も高く、前の年からの増加量も観測を始めてから最も大きかったと公表しました。
WMOは、 ...... 9日、去年の報告書を公表しました。
それによりますと、主要な温室効果ガスである二酸化炭素の去年の世界の平均濃度は396ppmと、観測を始めた1984年以来増加を続けていて、最も高くなりました。
また、前の年からの濃度の増加量も2.9ppmと、1998年を上回って、観測を始めてから最も大きくなりました。 ......
発表では、2100年までの気温の上昇を今後、1度程度に抑えるには、現在の二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を80%削減する必要があるとしています。
また、報告書では、大気中に放出された二酸化炭素が海に溶け続けているため、海洋の酸性化が世界的に進行していて、この傾向が続けば海洋の生態系に影響が出る懸念があると指摘しました。
気象庁の小出寛全球大気監視調整官は「温暖化対策が叫ばれているにもかかわらず二酸化炭素の増加が顕著だった。気温が1度上がれば極端な気象現象が起きる可能性が高まると言われているので、現状を知ってもらい、対策を取ってほしい」と話しています。
当然気掛かりとなるのが、<気温が1度上がれば極端な気象現象が起きる可能性が高まる> という警告的な事実であろう。
もはや、この点に関しては決して他人事ではなく、われわれは、嫌というほど実感的に経験させられているはずである...... (2014.09.12)
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