先日、明らかとなった <生体肝移植" 4か月で7人中4人死亡"!> の報道は、まさに心肝寒からしめる医療事象であった。
◆ 参照 当誌過去の "生体肝移植" 関連記事
○ 生体肝移植"4か月で7人中4人死亡"!新病院:神戸国際フロンティアメディカルセンター/当誌 2014.04.16
今回注目する下記引用サイト記事 : 肝移植死亡の3人、救えた可能性 報告書判明、体制の問題指摘/【共同通信】/2015.04.23 - 02:00 は、<神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた7人のうち4人が術後1カ月以内に死亡した問題で、4人のうち3人はスタッフの体制や手術の計画に問題がなければ救命できた可能性があったとの調査報告書> に関し報じている。
<神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた7人のうち4人が術後1カ月以内に死亡した問題で、4人のうち3人はスタッフの体制や手術の計画に問題がなければ救命できた可能性があったとの調査報告書を日本肝移植研究会が近くまとめることが22日、分かった。 同研究会は報告書でセンターに抜本的な組織改革を求め、改革を終えるまでは移植手術を中止すべきだと提言する方針。報告書は週内にもセンターと厚生労働省に提出するという。 京都大名誉教授でセンターの田中紘一院長は「リスクがあると理解してもらっており、医療ミスではない」と説明している。> とある。
肝移植死亡の3人、救えた可能性 報告書判明、体制の問題指摘/【共同通信】/2015.04.23 - 02:00
神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた7人のうち4人が術後1カ月以内に死亡した問題で、4人のうち3人はスタッフの体制や手術の計画に問題がなければ救命できた可能性があったとの調査報告書を日本肝移植研究会が近くまとめることが22日、分かった。
同研究会は報告書でセンターに抜本的な組織改革を求め、改革を終えるまでは移植手術を中止すべきだと提言する方針。報告書は週内にもセンターと厚生労働省に提出するという。
京都大名誉教授でセンターの田中紘一院長は「リスクがあると理解してもらっており、医療ミスではない」と説明している。
センター責任者の田中紘一院長が <リスクがあると理解してもらっており、医療ミスではない> と発言されているとのことだが、生命救助を "棚上げ(?)" できる医療手術というものが果してあるのだろうか。しかも、ドナーのリスクも低くはなかったはずの "生体肝移植手術" であった...... (2015.04.24)
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