"職場でのうつ病" が注目され始めて久しい。仕事自体の厳しさに加えて、職場内人間関係が問題含みとなれば、その深刻化は、想像に余りあると言える。
今回注目する下記引用サイト記事 : 職場のうつ病対応に遅れ/47 NEWS 医療新世紀/2015.03.31 は、残念ながら、日本における "職場のうつ病対応に遅れ" という現状の一端を報じている。
<社員がうつ病になったら企業や同僚はどう対応するのか。デンマークの製薬企業ルンドベック 社が世界16カ国で16~64歳の会社員計1万6千人を対象に調べたところ、日本は企業の支援策に対する満足度も、同僚の援助姿勢も各国の中で最低という結果が出た。 うつ病社員に対する自社の支援制度に満足している管理職は、日本ではわずか21%。15位の韓国(47%)にも大きく水をあけられた。トップはデンマークの74%だった。
また、うつ病の同僚がいると知っても「何もしない」人が日本は各国中最多の40%に達した。 調査を監修した上島国利・国際医療福祉大 教授は「日本の対応の遅れが明らかになった。対策の充実が必要」と話した。> とある。
職場のうつ病対応に遅れ/47 NEWS 医療新世紀/2015.03.31
社員がうつ病になったら企業や同僚はどう対応するのか。デンマークの製薬企業ルンドベック 社が世界16カ国で16~64歳の会社員計1万6千人を対象に調べたところ、日本は企業の支援策に対する満足度も、同僚の援助姿勢も各国の中で最低という結果が出た。
うつ病社員に対する自社の支援制度に満足している管理職は、日本ではわずか21%。15位の韓国(47%)にも大きく水をあけられた。トップはデンマークの74%だった。
また、うつ病の同僚がいると知っても「何もしない」人が日本は各国中最多の40%に達した。
調査を監修した上島国利・国際医療福祉大 教授は「日本の対応の遅れが明らかになった。対策の充実が必要」と話した。
"職場のうつ病" の深刻な実態に気づかせるものとしては、高止まりしている "自殺" や、一向に解消されていない "~ ハラスメント" の環境などがあるはずだ。
もちろん、こうした "病理現象" と一体化しているに違いない "経済的な低生産性水準" の問題も看過できないと思われるが...... (2015.04.07)
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