ますます深刻度懸念されている認知症の大きな原因である "アルツハイマー病"! 注目の焦点は、この病気の特徴である脳へのタンパク質「アミロイドβ」(Aβ)蓄積への対応策のようだ。
今回注目する下記引用サイト記事 : 免疫細胞の変化が関与か/47 NEWS - 医療新世紀/2015.04.28 は、<認知症の原因の一つ、アルツハイマー病の発症に、脳の免疫細胞の変化が関わっている可能性がある―。......アルツハイマー病のモデルマウスを調べ、病気の初期段階で、脳の免疫防御を担うミクログリアという細胞が変化し、アミノ酸の一種、アルギニンを壊し始めること。この変化は、記憶に関わる脳の領域で顕著。> と報じている。
<認知症の原因の一つ、アルツハイマー病の発症に、脳の免疫細胞の変化が関わっている可能性がある―。米デューク大の研究チームがそんな論文を米科学誌に発表した。 チームはアルツハイマー病のモデルマウスを調べ、病気の初期段階で、脳の免疫防御を担うミクログリアという細胞が変化し、アミノ酸の一種、アルギニンを壊し始めることを見つけた。この変化は、記憶に関わる脳の領域で顕著だった。 がん治療薬として治験中のDFMOという薬剤を発症前のマウスに投与したところ、ミクログリアの変化が抑えられ、この病気の特徴である脳へのタンパク質蓄積も少なかった。今後、発症後のマウスにDFMOを投与し効果を調べるという。> とある。
免疫細胞の変化が関与か/47 NEWS - 医療新世紀/2015.04.28
認知症の原因の一つ、アルツハイマー病の発症に、脳の免疫細胞の変化が関わっている可能性がある―。米デューク大の研究チームがそんな論文を米科学誌に発表した。
チームはアルツハイマー病のモデルマウスを調べ、病気の初期段階で、脳の免疫防御を担うミクログリアという細胞が変化し、アミノ酸の一種、アルギニンを壊し始めることを見つけた。この変化は、記憶に関わる脳の領域で顕著だった。
がん治療薬として治験中のDFMOという薬剤を発症前のマウスに投与したところ、ミクログリアの変化が抑えられ、この病気の特徴である脳へのタンパク質蓄積も少なかった。今後、発症後のマウスにDFMOを投与し効果を調べるという。
◆ 参照 関連サイト記事
<脳内の免疫機能を担う細胞「ミクログリア」の移植によってアルツハイマー病を治療できる可能性がある――。京都薬科大学、滋賀医科大学の研究グループは、脳内に蓄積しアルツハイマー病を引き起こすとされる蛋白質「アミロイドβ」(Aβ)が、脳内に移植したミクログリアの働きで除去されることを、ラットを使った動物実験で明らかにした。今後は、ヒトへの応用に向け、末梢から投与しても同様の働きが見られるかどうか、マウスなどの動物で解析を進める計画だ。......> ( アルツハイマー病治療で新知見‐ミクログリア移植でAβを除去/薬事日報/2007.02.16 )
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