次第に実態解明が進んでいる "パーキンソン病" ではあるが、まだまだ、よく分かっていないことが多々残り続けている。
◆ 参照 当誌過去の "パーキンソン病" 関連記事
(1) "パーキンソン病"の進行に"炎症性物質"の血中濃度が関係と判明!(京都宇多野病院調査)/当誌 2015.07.31
(2) 脳に"iPS神経細胞"移植へ!"パーキンソン病"治療めざす臨床研究!(京大iPS細胞研究所)/当誌 2015.05.20
今回注目する下記引用サイト記事 : パーキンソン病を画像診断 将来の早期発見に期待/【共同通信】/2015.08.10 - 20:01 は、 <手足が震え、体がこわばるパーキンソン病にかかったマウスで、脳の神経活動に異常が出ている領域を磁気共鳴画像装置(MRI)で突き止めたと、東北大と徳島大のチームが10日付の英科学誌電子版に発表した。> と報じている。
<手足が震え、体がこわばるパーキンソン病にかかったマウスで、脳の神経活動に異常が出ている領域を磁気共鳴画像装置(MRI)で突き止めたと、東北大と徳島大のチームが10日付の英科学誌電子版に発表した。 発病初期のマウスを使っており、東北大の小山内実准教授は「パーキンソン病は症状を見て診断しているのが現状。将来、MRIを使った診断が可能になれば、症状が出る前の早期発見につながる」と話している。 小山内准教授によると、パーキンソン病はドーパミンが減少して発症することが知られているが、脳内でどのような神経活動の変化を引き起こすのか、よく分かっていなかった。> とある。
パーキンソン病を画像診断 将来の早期発見に期待/【共同通信】/2015.08.10 - 20:01
手足が震え、体がこわばるパーキンソン病にかかったマウスで、脳の神経活動に異常が出ている領域を磁気共鳴画像装置(MRI)で突き止めたと、東北大と徳島大のチームが10日付の英科学誌電子版に発表した。
発病初期のマウスを使っており、東北大の小山内実准教授は「パーキンソン病は症状を見て診断しているのが現状。将来、MRIを使った診断が可能になれば、症状が出る前の早期発見につながる」と話している。
小山内准教授によると、パーキンソン病はドーパミンが減少して発症することが知られているが、脳内でどのような神経活動の変化を引き起こすのか、よく分かっていなかった。
各方面で "磁気共鳴画像装置(MRI)" での診断が進む中、"パーキンソン病" への "MRI診断" が可能となったという点は、"漸く!" という印象が拭えない。
これを契機に、<症状が出る前の早期発見!> に向けた研究成果を大いに期待したい...... (2015.08.12)
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