変形性ひざ関節症の"半月板"損傷に、増殖細胞を移植!新・臨床研究開始!(東京医歯大)

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 多くの中高年がその痛みで悩まされている "変形性ひざ関節症" ! 鎮痛のみの対症療法や人工関節導入手術とは異なった、"増殖された軟骨細胞の移植" という新しい治療アプローチの開発については、すでに報道されている。( 下記の関連記事参照 )

 ◆ 参照 当誌過去の "変形性膝関節症" 関連記事
  <東京医科歯科大は1日、半月板の損傷などで痛みを訴える患者の膝に幹細胞を移植し、修復させる再生医療の臨床研究を7月下旬に開始すると発表した。国内で潜在的に2500万人いるとされる変形性膝関節症の治療法開発につなげたい考えだ。......> ( "幹細胞移植"で"変形性膝関節症"を修復させる再生医療の臨床研究開始!(東京医歯大)/当誌 2015.07.03


 今回注目する下記引用サイト記事傷んだひざを再生する臨床研究始まる/NHK NEWS WEB/2015.08.28 - 08:18 は、その "新しい治療アプローチ" を開発している "東京医科歯科大学のグループ" による研究の最新情報を伝えている。
 <ひざの激しい痛みが続く「変形性ひざ関節症」の患者に、軟骨を作り出す患者自身の細胞を移植して傷んだひざを再生する、新たな臨床研究東京医科歯科大学のグループが、今月、スタート。 今回、対象となるのは、この病気のうち、ひざにある半月板と呼ばれる軟骨がずれ、傷ついたことが原因の患者で、患者10人に自身の軟骨を作り出す細胞を移植して半月板などを再生し、痛みなくひざを動かせるようになるかどうか安全性と効果を確かめます。> と報じている。


 <今回、対象となる患者は、「変形性ひざ関節症」の中でも半月板と呼ばれる軟骨がずれて、傷ついたことが原因の人です。
 臨床研究では、まず、ずれた半月板の位置を元に戻し、この際、ひざの中にある「滑膜幹細胞」という、軟骨を作り出す細胞を取り出します。そして、試験管の中で、およそ5000万個にまで増やしたあと、患者のひざに注射して傷ついた半月板の周囲などに移植します。すると細胞が、軟骨に変化して半月板の傷ついた部分を再生し、ひざが健常な時の働きを取り戻せるということです。研究グループでは、ことし中に、10人の患者にこの治療法を行う予定で、募集は、すでに終えた
> とある。

 傷んだひざを再生する臨床研究始まる/NHK NEWS WEB/2015.08.28 - 08:18

 ひざの激しい痛みが続く「変形性ひざ関節症」の患者に、軟骨を作り出す患者自身の細胞を移植して傷んだひざを再生する、新たな臨床研究東京医科歯科大学のグループが、今月、スタートさせました。研究グループによりますと、対象となる患者は、40代から50代を中心に推計40万人に上るということで患者が、スポーツや体を動かす仕事を再び出来るようになるのではないかと期待されています。

 臨床研究をスタートさせたのは東京医科歯科大学の関矢一郎教授らのグループです。ひざの激しい痛みが続く「変形性ひざ関節症」の患者には痛み止めなどの対症療法が行われますが、40代や50代で、スポーツや体を動かす仕事が出来なくなる患者も少なくありません。

 今回、対象となるのは、この病気のうち、ひざにある半月板と呼ばれる軟骨がずれ、傷ついたことが原因の患者で、患者10人に自身の軟骨を作り出す細胞を移植して半月板などを再生し、痛みなくひざを動かせるようになるかどうか安全性と効果を確かめます。研究グループによりますと対象となる患者は、推計40万人に上るということで、スポーツや体を動かす仕事が再びできるようになったり、高齢になっても人工関節を入れる手術を受けなくて済んだりする効果が期待できるとしています。

 関矢教授は「40代や50代の若さでテニスやジョギングなどをしたくてもできない人がたくさんいる。また体を使う仕事ができなくなって困っている人も多い。そういう人の生活を変え、70代、80代になっても自分の足でしっかり歩けるような治療法にしたいと考えている」と話しています。

 研究グループは、今回の臨床研究の結果を来年中にもまとめ、今後、5年ほどで広く医療現場で使える治療にしていきたいとしています。

 ...... 中略 ......

今回の治療法は

 今回、対象となる患者は、「変形性ひざ関節症」の中でも半月板と呼ばれる軟骨がずれて、傷ついたことが原因の人です。
 臨床研究では、まず、ずれた半月板の位置を元に戻し、この際、ひざの中にある「滑膜幹細胞」という、軟骨を作り出す細胞を取り出します。そして、試験管の中で、およそ5000万個にまで増やしたあと、患者のひざに注射して傷ついた半月板の周囲などに移植します。すると細胞が、軟骨に変化して半月板の傷ついた部分を再生し、ひざが健常な時の働きを取り戻せるということです。研究グループでは、ことし中に、10人の患者にこの治療法を行う予定で、募集は、すでに終えたということです。

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 余計な詮索をすることはないが、<患者10人に自身の軟骨を作り出す細胞を移植して半月板などを再生し、痛みなくひざを動かせるようになるかどうか安全性と効果を確かめます> とあるのは、まさに "ひざ関節" という部位は "過重な負荷を受ける" 箇所であるだけに、"実際にやってみなければ分からない" という未知数があるのかもしれない。 順調に奏功することを期待したい...... (2015.08.29)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2015年8月29日 00:01に書いたブログ記事です。

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