食中毒の発生を、季節は夏場だと思い込んでいる人が意外と多いのではなかろうか。 ところが、食中毒を引き起こす "ノロウイルス" については "冬場" こそが "流行期" なのだそうだ。
◆ 参照 当誌過去の "ノロウイルス" 関連記事
○ <東京都は19日、「ワタミの介護」(大田区)が運営する有料老人ホーム「レストヴィラ東大和」(東大和市、65人入居)で入居者16人が集団食中毒を起こし、うち1人が死亡したと発表した。......同ホームの調理担当者と入居者10人からノロウイルスが検出され、都は、給食を原因とする食中毒と断定した。......> ( 「ワタミの介護」有料老人ホーム、給食が原因の"ノロ食中毒"で1人死亡!(東大和市)/当誌 2015.02.21 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 新型のノロウイルス拡大 免疫なく大流行に警戒/47 NEWS/2015.10.10 - 08:30 は、目前に迫った "冬場" を前にして、"今年のノロウイルス" は "新型" であるため、多くの人に "免疫がなく" 大流行が警戒される、と報じている。
< 激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が国内で確認され、広がりつつあることが、川崎市健康安全研究所などの調査で10日までに分かった。毒性は従来と変わらないが、多くの人は免疫がなく大流行する恐れがある。流行期の冬を前に、同研究所は注意を呼び掛けている。 同研究所によると、川崎市で2014年、感染性胃腸炎の患者から採取した検体を調べたところ、通常と異なるノロウイルスの遺伝子配列を発見、「G2・17」という種類が変化した新型ウイルスと分かった。 このウイルスは15年1月から徐々に検出数が増加。川崎市では15年1~6月に36人から新型を検出した。> とある。
新型のノロウイルス拡大 免疫なく大流行に警戒/47 NEWS/2015.10.10 - 08:30
激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が国内で確認され、広がりつつあることが、川崎市健康安全研究所などの調査で10日までに分かった。毒性は従来と変わらないが、多くの人は免疫がなく大流行する恐れがある。流行期の冬を前に、同研究所は注意を呼び掛けている。
同研究所によると、川崎市で2014年、感染性胃腸炎の患者から採取した検体を調べたところ、通常と異なるノロウイルスの遺伝子配列を発見、「G2・17」という種類が変化した新型ウイルスと分かった。
このウイルスは15年1月から徐々に検出数が増加。川崎市では15年1~6月に36人から新型を検出した。
"冬場の食中毒" に対しては警戒感が薄い、という点だけでも注意すべきだが、加えて "新型ノロウイルス" 発生ともなれば、今年の冬場は要注意! かと思われる...... (2015.10.12)
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