新しい "抗がん剤(分子標的治療薬)" が、その効果ゆえに、次々に承認されて使用される昨今である。 但し、"重篤な副作用" の発生が伴わないわけでもなさそうだ。
◆ 参照 当誌過去の "抗がん治療薬,副作用" 関連記事
○ <厚生労働省は15日、皮膚がんの一種「メラノーマ」の治療薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)を投与された患者1人が、全身の筋力が低下する「重症筋無力症」を発症して死亡したとして、製造販売元の小野薬品工業(大阪市)に対し、薬の説明文書を改め、医師らに注意を呼びかけるよう指示した。> ( 皮膚がん治療薬"ニボルマブ"投与の患者が"重症筋無力症"で死亡!厚労省が注意指示!/当誌 2015.09.17 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 皮膚がん治療薬で糖尿病 厚労省が注意呼びかけ/NHK NEWS WEB/2016.01.29 - 16:33 は、 <皮膚がんなどの治療薬を投与された患者が重い糖尿病を発症していたことが分かり、厚生労働省は薬の投与との因果関係が否定できないとして、医療機関などに対し注意を呼びかけています。 注意を呼びかけている薬は、大阪市に本社がある小野薬品工業が製造・販売する「オプジーボ」で、皮膚がんや肺がんの治療薬として使われています> と報じている。
<......厚生労働省によりますと、ことし1月までの1年半の間にこの薬を投与された患者7人が重い糖尿病を発症し、このうち50代から70代の患者4人については薬の投与との因果関係が否定できないということです。
厚生労働省は医療機関や関係する学会に対して、患者に発熱や体重の減少などの症状が現れ重い糖尿病が疑われる場合は、薬の投与を中止するなど注意を呼びかけています。
小野薬品工業は「薬が安全に投与されるよう医療機関に情報を提供していきたい」と話しています。> とある。
皮膚がん治療薬で糖尿病 厚労省が注意呼びかけ/NHK NEWS WEB/2016.01.29 - 16:33
皮膚がんなどの治療薬を投与された患者が重い糖尿病を発症していたことが分かり、厚生労働省は薬の投与との因果関係が否定できないとして、医療機関などに対し注意を呼びかけています。
注意を呼びかけている薬は、大阪市に本社がある小野薬品工業が製造・販売する「オプジーボ」で、皮膚がんや肺がんの治療薬として使われています。
厚生労働省によりますと、ことし1月までの1年半の間にこの薬を投与された患者7人が重い糖尿病を発症し、このうち50代から70代の患者4人については薬の投与との因果関係が否定できないということです。
厚生労働省は医療機関や関係する学会に対して、患者に発熱や体重の減少などの症状が現れ重い糖尿病が疑われる場合は、薬の投与を中止するなど注意を呼びかけています。
小野薬品工業は「薬が安全に投与されるよう医療機関に情報を提供していきたい」と話しています。
冒頭の関連記事でも注意喚起がなされていた <皮膚がんの一種「メラノーマ」の治療薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)> が、別なかたちの "重篤な副作用" を呼んだ事実は、確かに警戒されるべきなのだろうと思われる...... (2016.01.31)
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