政府の推計では、2025年には日本の高齢者の5人に1人が認知症になる、とされ、この国の近い将来には不気味な暗雲が垂れ込めているかのようである。 この事態の改善に向けて実施できることはないのであろうか。
◆ 参照 当誌過去の "認知症" 関連記事
○ "認知症"を病気に仕立てているのは、介護保険制度/入院/厚生労働省/医学会/製薬会社!/当誌 2016.03.21
今回注目する下記引用サイト記事 : 英の認知症、20年で20%減/47NEWS 医療新世紀/2016.05.24 は、その詳細は定かではないが、 <英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったとの研究を、英ケンブリッジ大のチームがまとめた。減ったのは主に男性> と報じている。
<......原因は不明だが、喫煙の減少や、血管の状態の改善などが影響した可能性があるという。社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられる可能性が示された。 チームは1990年前後に、国内3地域で65歳以上の計約7600人を対象に認知症の発症率を調査。20年後に再び調べると、発症率が20%減っていた。全国に当てはめると、91年の発症率が変わらなければ、2015年には25万人余りの患者が出るはずだったが、21万人弱に抑えられた計算になった> とある。
英の認知症、20年で20%減/47NEWS 医療新世紀/2016.05.24
英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったとの研究を、英ケンブリッジ大のチームがまとめた。減ったのは主に男性。
原因は不明だが、喫煙の減少や、血管の状態の改善などが影響した可能性があるという。社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられる可能性が示された。
チームは1990年前後に、国内3地域で65歳以上の計約7600人を対象に認知症の発症率を調査。20年後に再び調べると、発症率が20%減っていた。全国に当てはめると、91年の発症率が変わらなければ、2015年には25万人余りの患者が出るはずだったが、21万人弱に抑えられた計算になった。
"事態" を好転させる対策/施策が乏しい現状で、上記記事は示唆的だ。
喫緊の認知症問題対策(介護、徘徊など)の手当ては元より、"近い将来の暗雲" をわずかでも払いのける先行的な対策/施策が待ち望まれる。個人努力レベル以上の、社会的な施策が打ち出されなければならない時期到来か...... (2016.05.28)
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