現状の "認知症" 問題については、<どうも問題は、"クスリ漬け" どころか "クスリ過剰処方の押し付け(?!)" なのではないか> との危惧の念からの記事に注目したばかりだ。
◆ 参照 当誌過去の "認知症薬" 関連記事
○ <「抗認知症薬の適量処方を実現する会」(兵庫県)の代表、長尾和宏医師が、抗認知症薬の副作用とみられる興奮などの症例が約100件集まったとの中間集計結果を発表した......> ( "認知症薬(抗認知症薬)の副作用" 100件!興奮や怒りっぽくなる症状!中間集計結果!/当誌 2016.03.15 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 認知症は誰がつくる/47NEWS 医療新世紀/2016.03.15 は、 <病気に仕立てる"犯人"に挙げられているのは、介護保険制度、入院、厚生労働省、医学会や製薬会社。介護現場や家族にも容赦がない。 人間関係が失われ、生活習慣の急な変化が認知症を生み出していることに気付かされる。認知症の見方が変わる一冊だ。> と紹介している。
<......政府の推計によると、2025年には日本の高齢者の5人に1人が認知症になるという。認知症は果たして病気なのか、老いの一つのありようではないのか―。宅老所よりあい(福岡)代表の村瀬孝生さんと介護ライターの東田勉さんの、そんな視点での対談をまとめた「認知症をつくっているのは誰なのか」(SB新書、864円)が出版された。> とある。
認知症は誰がつくる/47NEWS 医療新世紀/2016.03.15
政府の推計によると、2025年には日本の高齢者の5人に1人が認知症になるという。認知症は果たして病気なのか、老いの一つのありようではないのか―。宅老所よりあい(福岡)代表の村瀬孝生さんと介護ライターの東田勉さんの、そんな視点での対談をまとめた「認知症をつくっているのは誰なのか」(SB新書、864円)が出版された。
病気に仕立てる"犯人"に挙げられているのは、介護保険制度、入院、厚生労働省、医学会や製薬会社。介護現場や家族にも容赦がない。
人間関係が失われ、生活習慣の急な変化が認知症を生み出していることに気付かされる。認知症の見方が変わる一冊だ。
上記書籍の筆者のような "抜本的な認識とそこからの視点" が必要な時期に来ているのかもしれない。
<「5人に1人が認知症」時代――5人に1人がなるものが果たして病気か、
それは「老化」の一形態ではないのか
ぼけても安心して生きられる社会へ。ぼけは決して悪い言葉じゃない!
読者のみなさんは、2004年に認知症という病名が厚生労働省によってつくられたことをご存知ですか?
つくられた病名ですから、認知症という病気はありません。
実際にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、
前頭側頭型認知症(以上を医学的には4大認知症と呼びます)などの病気があり、
これらによって「認知機能が低下した状態」が認知症です。
認知症を引き起こす原因疾患は70種類もあると言われますが、
これらを正確に鑑別できる医者はめったにいません。
鑑別できなくても「認知症です」と言えば、アリセプトを始めとする抗認知症薬が投与できてしまいます。
抗認知症薬には副作用があり、興奮や徘徊といった副作用が出たら、
それを抑えるために向精神薬が投与されます。
そのことによって、お年寄りは本物の認知症にされてしまうのです。
認知症の介護を困難にしているものは、「不安」です。
中高年の多くが認知症にだけはなりたくないと思い、
自らは予防に走りながら親たちを受診に向かわせています。
国とマスコミが認知症の怖さを煽っている以上、事態はなかなか好転しません。
事態を好転させるには、認知症を正しく知ることと、
薬物療法に頼らなくても済むような介護のあり方を知ることです。
ぜひ本書から「認知症を恐がる必要はない」
「認知症を病気にしない暮らしがある」ことを学んでいただきたいと思います。 >(内容紹介より)...... (2016.03.21)
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