その増加が懸念されている "うつ病" は、従来、医師による問診が中心となってきた。 そこに、新たな "検査機器" が登場したようだ。
今回注目する下記引用サイト記事 : うつ病、脳血液量で診断 滋賀県立精神医療センター導入/京都新聞/2016.06.05 - 11:09 は、 <医師による問診が中心となっているうつ病の診療で、脳の血液量の計測データを診断に活用する「光トポグラフィー検査」がこのほど、滋賀県立精神医療センター(草津市)に導入された。県内の医療機関では初の保険適用となり、同センターは「うつ状態の背景に何があるか早期に分かるようになる」としている> と報じている。
<......光トポグラフィー検査は、身体に害のない近赤外線を出す装置を付けた帽子をかぶり、簡単な質問に答えているときの脳血液量の変化をみる。反応のパターンがうつ病やそううつ病、統合失調症で異なるため、診断を補助するデータとして活用する。 同センターの大井健病院長は「うつか、そううつかの判断は経過を見ないと分からなかったが、検査により早期に発見し、症状に応じた投薬が可能になる」としている。 光トポグラフィー検査の保険適用には厚生労働省が定める施設の基準を満たす必要がある。同センターは今年2月に約2500万円で検査機器を購入し、研修などで態勢を整えてきた。 検査は予約制。かかりつけの医師の紹介状が必要となる。1泊2日の入院検査で患者の自己負担は3割の場合約1万5千円となる。問い合わせは同センターTEL077(567)5001> とある。
うつ病、脳血液量で診断 滋賀県立精神医療センター導入/京都新聞/2016.06.05 - 11:09
医師による問診が中心となっているうつ病の診療で、脳の血液量の計測データを診断に活用する「光トポグラフィー検査」がこのほど、滋賀県立精神医療センター(草津市)に導入された。県内の医療機関では初の保険適用となり、同センターは「うつ状態の背景に何があるか早期に分かるようになる」としている。
光トポグラフィー検査は、身体に害のない近赤外線を出す装置を付けた帽子をかぶり、簡単な質問に答えているときの脳血液量の変化をみる。反応のパターンがうつ病やそううつ病、統合失調症で異なるため、診断を補助するデータとして活用する。
同センターの大井健病院長は「うつか、そううつかの判断は経過を見ないと分からなかったが、検査により早期に発見し、症状に応じた投薬が可能になる」としている。
光トポグラフィー検査の保険適用には厚生労働省が定める施設の基準を満たす必要がある。同センターは今年2月に約2500万円で検査機器を購入し、研修などで態勢を整えてきた。
検査は予約制。かかりつけの医師の紹介状が必要となる。1泊2日の入院検査で患者の自己負担は3割の場合約1万5千円となる。問い合わせは同センターTEL077(567)5001。
"うつ病" か否か、という医療判断は、病気の種類が種類であるだけに、やはり、"問診" 結果以外の "(客観的な)データ" があるに越したことはなかろう...... (2016.06.07)
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