昨日の記事に引き続き、あってはならない "医療事故" への注目となる。 今回のケースもまた、"患者の立場" を蔑ろにした点では共通しているが、まるで、「由(よ)らしむべし知(し)らしむべからず」とでも言うような医療側の姿勢が奇しくも照らし出されたかのように見えるのだが......。
◆ 参照 当誌過去の "医療事故" 関連記事
○ 「治療ミスで後遺症」(食道がん手術) 1億2000万円賠償!病院側に支払い命令、地裁!/当誌 2016.07.22
今回注目する下記引用サイト記事 : 手術中のミス患者に伝えず、千葉 2リットル大量出血/共同通信/2016.07.20 - 21:28 は、 <千葉県がんセンター(千葉市)で昨年12月、食道がんを患う県内の60代男性が食道摘出の手術を受けた際、医師らが機器の操作ミスで止血に手間取り、約2リットルの大量出血があったのに、患者側に伝えていなかったことが20日、関係者への取材で分かった。県には医療事故として報告していた> と報じている。
<......関係者によると、センターは手術後、患者側に「止血に苦労した」などと伝えていた。手術後の経過は良好という。患者側は共同通信の取材に「病院からミスの話は全く聞いていない。今も治療を続けており病院を信じたい」としているが、重大な結果を招きかねないミスで、センターの説明責任が問われそうだ> とある。
手術中のミス患者に伝えず、千葉 2リットル大量出血/共同通信/2016.07.20 - 21:28
千葉県がんセンター(千葉市)で昨年12月、食道がんを患う県内の60代男性が食道摘出の手術を受けた際、医師らが機器の操作ミスで止血に手間取り、約2リットルの大量出血があったのに、患者側に伝えていなかったことが20日、関係者への取材で分かった。県には医療事故として報告していた。
関係者によると、センターは手術後、患者側に「止血に苦労した」などと伝えていた。手術後の経過は良好という。患者側は共同通信の取材に「病院からミスの話は全く聞いていない。今も治療を続けており病院を信じたい」としているが、重大な結果を招きかねないミスで、センターの説明責任が問われそうだ。
あえて、こうした "医療事故" に目を向けなければならないのは、これらが "医療側の都合(?)" によって公開されないでいたのでは、ただでさえ風通しの悪い医療現場に "不透明さ、闇" が色濃くなると懸念されるからだ...... (2016.07.23)
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