嵩み続ける医療費財政を圧縮しなければならない、といった現状の国や厚労省の思惑の流れなのであろうか。 ただ、あって然るべきな、"終末期高齢者自身の意思" が、平常時に確認されていないという事態があまりにもあり過ぎるのかもしれない......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 救急延命、本人の意思尊重 終末期高齢者、情報共有へ/共同通信/2016.10.15 - 19:11 は、 <がんなどの重い病気で終末期の高齢者が心肺停止といった状態で救急搬送される際に、本人の意思表示がないまま蘇生・延命措置を受けるケースが増えているため、厚生労働省は2017年度から、在宅医療に携わる医師や看護師、救急隊が連携し、患者の情報を共有する取り組みを支援する> と報じている。
<......先進的な自治体の取り組みを参考に研修会を開き、患者の意思を尊重した終末期医療を目指す。 消防の救急隊や搬送先の病院は応急処置をするのが原則だ。一方で、終末期の高齢者の中には、回復が見込めなければ延命を望まない人も多い> とある。
救急延命、本人の意思尊重 終末期高齢者、情報共有へ/共同通信/2016.10.15 - 19:11
がんなどの重い病気で終末期の高齢者が心肺停止といった状態で救急搬送される際に、本人の意思表示がないまま蘇生・延命措置を受けるケースが増えているため、厚生労働省は2017年度から、在宅医療に携わる医師や看護師、救急隊が連携し、患者の情報を共有する取り組みを支援する。先進的な自治体の取り組みを参考に研修会を開き、患者の意思を尊重した終末期医療を目指す。
消防の救急隊や搬送先の病院は応急処置をするのが原則だ。一方で、終末期の高齢者の中には、回復が見込めなければ延命を望まない人も多い。
確かに、一見 "シビァな印象" を伴わないわけではない案件だ......。 ただ、現実的な話として、<一方で、終末期の高齢者の中には、回復が見込めなければ延命を望まない人も多い> という事実は否定し難い、とすれば、"治療と緩和ケア" の兼ね合いの問題をも含めたかたちで対処していくことになるか...... (2016.10.17)
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