自分の居住地でも、相変わらず "高齢者の行方不明" を伝える市の広報スピーカーからの連絡が頻繁にある。
◆ 参照 当誌過去の "認知症 行方不明" 関連記事
○ <高齢者たちとその家族にとって最も悲惨な現実に対して、"有効な手立て" はないのだろうか? 今や "社会問題"/"国民的な課題" として浮上している、"認知症" とその結果としての "はいかい" によって "行方不明(死亡、行方不明のまま)" が高止まりしている現実のことである> ( "国民的な課題"の"認知症"に対して"社会的対応立ち遅れ"!"行方不明"後の推移が悲惨!/当誌 2014.04.21 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 認知症の不明者26%増、1万5432人で過去最多...警察庁/yomiDr. ヨミドクター/2017.06.15 は、 <昨年1年間に全国の警察に届け出のあった行方不明者のうち、認知症だった人は前年比26・4%増の1万5432人で、統計を取り始めた2012年以降で最多だったことが警察庁のまとめでわかった> と報じている。
<......行方不明者の総数は8万4850人で過去10年間ほぼ横ばいだが、認知症が占める割合は前年比3ポイント増の18%となった。 昨年の認知症による行方不明者は男性8617人、女性6815人。都道府県別では、大阪(1830人)、埼玉(1641人)、東京(1487人)の順に多かった。98・8%の1万5241人は発見されたが、191人は昨年中に見つからなかった。前年より大幅に増えたのは、高齢化に加え、認知症が周知され、家族が警察に病気を申告するケースが増えたためとみられる。 ―― 以下略 ――> とある。
認知症の不明者26%増、1万5432人で過去最多...警察庁/yomiDr. ヨミドクター/2017.06.15
昨年1年間に全国の警察に届け出のあった行方不明者のうち、認知症だった人は前年比26・4%増の1万5432人で、統計を取り始めた2012年以降で最多だったことが警察庁のまとめでわかった。
行方不明者の総数は8万4850人で過去10年間ほぼ横ばいだが、認知症が占める割合は前年比3ポイント増の18%となった。
昨年の認知症による行方不明者は男性8617人、女性6815人。都道府県別では、大阪(1830人)、埼玉(1641人)、東京(1487人)の順に多かった。98・8%の1万5241人は発見されたが、191人は昨年中に見つからなかった。前年より大幅に増えたのは、高齢化に加え、認知症が周知され、家族が警察に病気を申告するケースが増えたためとみられる。
―― 以下略 ――
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
認知症患者とその家族が抱える問題は、上記記事が報じる "徘徊による行方不明" 問題が最も危惧されるものの、それだけではなかろう。日常生活上でのさまざまな危険な出来事が数多く控えているはずであり、高齢化が極まって行くここしばらくは、予断が許されない状況か...... (2017.06.17)
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