今回注目する下記引用サイト記事 : 人はなぜ眠る? 脳のお掃除?/朝日新聞 - apital/2017.12.06 - 06:00 は、 <なぜ眠るのか。寝ている間に体の中で何が起きているのか。実はいまだによくわかっていない。 「説明しうる新たな仮説は出ている」と話すのは、筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の桜井武教授。仮説の一つが、睡眠中に脳の老廃物が掃除されているという説だ。「グリンパティック・システム」という> と報じている。
<......全体の20~25%のエネルギーを使う脳は老廃物も多く出る。その除去作業は睡眠中ほど活発という。睡眠中のマウスの脳では、老廃物を洗い流す体液の通り道が覚醒時より6割広がっていた。米国のチームが2013年に米科学誌サイエンスに発表した。桜井さんは「店が営業を終えてから掃除するイメージ」という。 ほかに、膨大な情報を受け取る脳では、睡眠中に増えすぎた不要な神経細胞同士の結びつきを整理し、情報処理に最適な状態に整えているなどの説もある。 謎の多い睡眠だが、眠らないと体に変調をきたすのは確かだ。1960年代、米国の高校生は不眠記録に挑戦した。研究者立ち会いのもと11日間寝ずに過ごす中で、妄想や記憶障害など様々な不調がみられたという。 (川村剛志)> とある。
人はなぜ眠る? 脳のお掃除?/朝日新聞 - apital/2017.12.06 - 06:00
なぜ眠るのか。寝ている間に体の中で何が起きているのか。実はいまだによくわかっていない。
「説明しうる新たな仮説は出ている」と話すのは、筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の桜井武教授。仮説の一つが、睡眠中に脳の老廃物が掃除されているという説だ。「グリンパティック・システム」という。
全体の20~25%のエネルギーを使う脳は老廃物も多く出る。その除去作業は睡眠中ほど活発という。睡眠中のマウスの脳では、老廃物を洗い流す体液の通り道が覚醒時より6割広がっていた。米国のチームが2013年に米科学誌サイエンスに発表した。桜井さんは「店が営業を終えてから掃除するイメージ」という。
ほかに、膨大な情報を受け取る脳では、睡眠中に増えすぎた不要な神経細胞同士の結びつきを整理し、情報処理に最適な状態に整えているなどの説もある。
謎の多い睡眠だが、眠らないと体に変調をきたすのは確かだ。1960年代、米国の高校生は不眠記録に挑戦した。研究者立ち会いのもと11日間寝ずに過ごす中で、妄想や記憶障害など様々な不調がみられたという。
(川村剛志)
"睡眠負債" という新語が注目されているが、限られた時間の一日で犠牲とされがちなのが睡眠である。 しかも、その必要性が明確でないのであれば、なおのことおざなりにされやすい。 "人はなぜ眠る" の根拠が、しっかりと解明されなければならない...... (2017.12.08)
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