"がん発症と飲酒との関係" は、厳しく問い質されるほどではないにしても、頻繁に取り沙汰され続けてきたかと思われる。
◆ 参照 当誌過去の "「がん 飲酒" 関連記事
(1) 早期の"食道がん"は禁酒すれば、再発の割合が半分に抑制される! 追跡調査結果(京大)/当誌 2016.08.25
(2) "のどのがん(喉頭がん/咽頭がん)"!耳鼻咽喉科でのがん患者が増えている!飲酒喫煙!?/当誌 2014.07.31
今回注目する下記引用サイト記事 : 米学会 酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意 声明発/毎日新聞/2018.01.19 - 09:40 は、 <米臨床腫瘍学会の、がん予防委員会は「飲酒はがんの危険性を高める可能性がある」として、アルコールを飲み過ぎないよう注意を呼びかける声明を発表した。飲酒とがんの関係は、国際がん研究機関(IARC)をはじめ国内外の研究機関から報告されているが、同学会が飲酒の危険性を公式に認め、対策に乗り出すのは初めてという> と報じている。
<......声明によると、過剰な飲酒は喉頭、食道、肝細胞、結腸などのがんの原因になり得るほか、女性の乳がんに関しては、適量の飲酒でも、わずかに危険性を高めるとの研究報告がある。世界で新たにがん患者となる人の5.5%、がんによる死亡者の5.8%は飲酒が原因と考えられるという。 米国立衛生研究所(NIH)などは、アルコール5%のビール1缶(約340ミリリットル)を2時間以内に男性なら5本、女性なら4本飲むことを「深酒」とし、1カ月に5日以上、そのような飲み方をした場合に「過剰な飲酒」としている。 最新の英国での研究によると、特定の条件下ではマウスの体内でアルコールの成分により、血液のもととなる細胞のDNAが破壊されることが確認された。欧米の研究者は「飲酒ががんを発症させる仕組みが明らかになりつつある」としている。 (共同)> とある。
米学会 酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意 声明発表/毎日新聞/2018.01.19 - 09:40
米臨床腫瘍学会の、がん予防委員会は「飲酒はがんの危険性を高める可能性がある」として、アルコールを飲み過ぎないよう注意を呼びかける声明を発表した。飲酒とがんの関係は、国際がん研究機関(IARC)をはじめ国内外の研究機関から報告されているが、同学会が飲酒の危険性を公式に認め、対策に乗り出すのは初めてという。
声明によると、過剰な飲酒は喉頭、食道、肝細胞、結腸などのがんの原因になり得るほか、女性の乳がんに関しては、適量の飲酒でも、わずかに危険性を高めるとの研究報告がある。世界で新たにがん患者となる人の5.5%、がんによる死亡者の5.8%は飲酒が原因と考えられるという。
米国立衛生研究所(NIH)などは、アルコール5%のビール1缶(約340ミリリットル)を2時間以内に男性なら5本、女性なら4本飲むことを「深酒」とし、1カ月に5日以上、そのような飲み方をした場合に「過剰な飲酒」としている。
最新の英国での研究によると、特定の条件下ではマウスの体内でアルコールの成分により、血液のもととなる細胞のDNAが破壊されることが確認された。欧米の研究者は「飲酒ががんを発症させる仕組みが明らかになりつつある」としている。
(共同)
何はともあれ、「深酒」が悪かろうことはご本人が一番承知しているはずだ。 ただ、いまひとつ欲しい情報は、"がん発症と飲酒" とのつまびらかな因果関係とも言うべき報告だ...... (2018.01.19)
コメントする