"異様なイメージ" を与え、一体何のことかと訝しがらせる表題であろう。
"奴隷" とは、<暴力的な脅迫によって、対価なしに労働を強制される人たち>=<強制労働者>たちのことを指す。アフリカを始めとする世界中には、われわれが知らない状況でこうした人たちが無数に存在するという。
そして、こうした<強制労働者>たちは、先進諸国で "消費" される数々の製品の原材料などを生産させられているという。われわれはそうした事実を知らされないままに、スマートなパッケージの製品を淡々と "消費" している。
製品に対する対価を支払っているのだから、われわれには関係のない事だと決めて掛かることも決して不可能ではないだろう。
しかし、同じ人間でありながら、"人身売買" を通して<強制労働者>に貶(おとし)められている人たちが現実的に存在し、そうした人たちが、われわれが何気なく消費している製品の大元を生産させられている時、われわれはそうした忌むべき状況に結局は "荷担(かたん)" しているのかもしれない......、と感じたり考えたりすることもありだ。
いや、もし自分がそうした貶められた立場にあったとしたら、きっとこう考えるのではなかろうか。もし、こうした原材料に市場的価値がなかったならば、自分はこんな苦しい立場から逃れられたものを......、と。
"荷担" しているのではないかという反芻は、そうしたヒューマンな想像力からのみ生まれる "より高度なセンスと認識" だと言うことができる。もちろん、そうある事を誰も<強制>はしない......。
ただ、こうした脈絡により "敏感" で、こうした世界の構造を変えたいと切望する人がいて、そのためにこの恥ずべき現実を多くの人々に知ってもらいたいと願う人がいる。
下記の "アプリ" は、そうした願いの "結晶" だと思う。
ソフトウェア: 2011年9月 アーカイブ
先日、とあるソフト会社からぶしつけなメールをもらった。「HP制作に関する依頼が多過ぎて困っております。パートナーとしてご協力いただけませんか」という主旨のメールであった。もちろん、お断りさせてもらった。
確かに、当方では "HP制作" も請け負ってはいる。しかし、エンド・ユーザーからのダイレクトなかたちのものしかタッチしていない。信頼関係に基づいて、リーズナブルな価格で仕事をしようとすれば、"中間業者" が入ることを極力避けるべきだと考えるからだ。"もちろん" と書いた理由の第一はそれであった。
まだほかにも理由はある。"HP制作" という案件については、需要が多くなっているかどうかは別にして、昨今益々、発注側の期待が大きくなっている実情のことである。ご時世がら、インターネット営業広告に傾くのは十分に了解できるところである。
ところが、それを了解していない一翼もまたある。何あろう、"ソフト開発業者側" なのだ。それも、ろくに "HP制作" の業務経験があるわけではない業者が、"HP制作" に高を括って片手間で、あるいは "外注化" で凌ごうというとんでもない業者たちのことである。
全体的に、ソフト開発需要が低迷している現状にあって、ソフト開発会社が "火の車" となりがちなことはよく分かる。しかし、"でもしか" 先生ではあるまいに、"HP制作でも" やるか、はとんでもない了見違いであろう。そんな業者は "要注意" 以外ではない。冒頭のメールを受け取った時も、またか! と思ったわけなのである。
"スマートフォン" の "スマート" さに目を向けることをきっかけにして、"スマートフォン/iPhone" が、"キュレーティッド・コンピュータ" としてプロデュースされたことに着目してきた。
そして、それならば "キュレーション"(← "キュレーティッド" ) が "スマート" さの生みの親なのかと "目星" をつけてもみたわけだ。
ほぼ "セーフ" である "目星" なのだが、何かしっくりしない。いわば、"キュレーション" は、"スマート" さ誕生の "必要条件" だとはしても、必ずしも "十分条件" ではなさそうではないか......と。
とかく、問題解決策に飢えて、それらの状況に翻弄されている現代にあっては、"one of them" としてのひとつの方策でしかないのに "only one" のごとく持て囃したり、"付帯条件付き" の方法であるのに、"独り歩き" させてしまうケースが少なくない。
"キュレーション" は、後者のリスクを孕んだ視点のようだと思えた。
たとえば、"ブリーフィング【 briefing 】" という言葉がよく使われる。平たく言えば「要約すること」、格好をつけて言えば「簡潔な指令、要旨の説明」となろうか。実に簡単なことのように見えるが、この "ブリーフィング" をしくじって、重責地位からの更迭という憂き目を喰らった人たちをわれわれは幾度となく見てきた。
"ブリーフィング" も結果の形式だけを考えれば簡単なようにも見える。だが、なかなかどうして......。複雑怪奇でさえある現実の対象や事情を "ブリーフ" するには、眼に見えぬ総力パワーを集中・集結させなければできないことなのではなかろうか。
"キュレーション" とてまったく同様である。少なくともコンピュータによる機械処理では不可能な "人手処理" だと言明された時点で、"決して半端なことではない!" と気づかなければならないはずなのである。
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