文化一般: 2013年9月 アーカイブ

 "1964年" 開催の "東京五輪" での思い出は、"天高く、すがすがしい秋!" の空気とともに蘇る......。つまり、"スポーツの秋、10月" に開催されたからだ。
 したがって、かつての "東京五輪" を経験したわれわれが、再度の "東京五輪" を思い描く場合には、ややもすれば "天高く、すがすがしい秋!" の季節感を滑り込ませてしまいそうである。

 ところが、"2020年東京五輪" の開催期間は、"真夏の7月24日〜8月9日" と定められている。これはもはや動かない既成事実なのだそうだ。
 子供たちの "夏休み" とも重なり、結構なことだと受けとめそうでもあるが、やはり、大いに気になるのが "気温、酷暑" だと言うべきであろう。
 今夏の "猛暑、酷暑" を、大袈裟ではなく "危機感" を持って体験したばかりだけに、「大丈夫?」という心配が、あながち見当外れでもなさそうに思えるわけだ。
 まして、"地球温暖化" 傾向は、緩和される気配を見せず、"気温上昇" はじわじわと更新し続けているとも聞く......。

 下記引用サイト記事:20年東京五輪:酷暑、大丈夫? 7年後の夏さらに温暖化/毎日新聞/2013.09.23 - 08:00 は、こうした "心配事" を冷静に見つめている。

 <2020年の東京五輪は10月開催だった1964年の時と違い、開催期間が真夏の7月24日〜8月9日と決められている今年の同期間の天候を日本体育協会が定める熱中症予防指針に照らすと、17日間のうち12日間が運動の中止が推奨される酷暑だった。「アスリートファースト(選手第一主義)」を掲げる20年東京五輪だが、世界中から集まる選手たちは耐えられるのか。都や招致委員会は期間中の対策だけでなく、地球温暖化に対する取り組みも迫られている

 なお、もしこの期間を今年に置き直してみるならば、次のような惨憺たる推移内訳となってしまうのだと......。

 <今年の7月24日〜8月9日のうち「原則中止」は2日間「厳重警戒」10日間「警戒」5日間男子マラソン予定日の8月9日は、午前11時で既に原則中止レベル> であったと。

 <招致委が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した開催計画書は「この時期は晴れる日が多く、かつ温暖で、アスリートに理想的な気候> と記したことを、今さら、<ウソに近い> と批判してみても虚しさが募るばかりだが、せめて、<「アスリートファースト(選手第一主義)」> を虚しいスローガンにすることだけは回避して欲しいものだ......。




















 "こうした歴史的事実" に接すると、何やら、"心が和む思い" がする
 しかも、現状、とげとげしく敵対視している "日韓" が、その文化起源を共通にしていた一例という事実は、尚のことそうした思いとさせる。

 ところで、"日本語のカタカナ" については、<カタカナは専門家の間で、平安時代に日本で作り出され、日本だけで使われてきたと考えられています>( 下記引用サイト記事:カタカナの起源は朝鮮半島にあったか/NHK NEWS WEB/2013.09.02 - 04:23 ) というのが "定説" であることは既に知られている。

 <......漢字の一部を使いその文字の代わりとして用いることは8世紀初めから見られるが、片仮名の起源は9世紀初めの奈良の古宗派の学僧たちの間で漢文を和読するために、訓点として借字(万葉仮名)の一部の字画を省略し付記したものに始まると考えられている。この借字は当初、経典の行間の余白などにヲコト点とともに使われていた。それが小さく素早く記す必要から字形の省略・簡化が進んだ結果、現在見る片仮名の原型となり、ヲコト点に成り代わって盛んに訓読に利用されるようになった。片仮名はその発生の由来から、僧侶や博士家などによって漢字の音や和訓を注記するために使われることが多く、ごく初期から漢字仮名交り文に用いた例も見られる。......平安時代中期に成立した『うつほ物語』の「国譲上」の巻において「書の手本」の中に片仮名があげられており、これにより平安時代中期には、片仮名がひとつの文字体系であると認識されていたことがわかる。......>( ウィキペディア/片仮名

 ところが、下記引用サイト記事によれば、<カタカナの起源が当時の朝鮮半島にあった可能性> が考えられるというのである。

 <奈良時代に朝鮮半島から伝わったとされる仏教の経典に、漢字を省略した多くの文字が特殊な方法で記されているのが見つかりました。調査した専門家は、「漢字を省略して作る日本語のカタカナの起源が当時の朝鮮半島にあった可能性が考えられる」としています

 その "経典" とは、<奈良市の東大寺が所蔵し、国の重要文化財に指定されている「大方廣佛華厳経」で、西暦740年ごろ朝鮮半島の新羅で書かれたあと奈良時代に伝わった> ものだそうである。

 前記、ウィキペディアからの引用の<片仮名の起源は9世紀初めの奈良の古宗派の学僧たちの間で漢文を和読するために、訓点として借字(万葉仮名)の一部の字画を省略し付記したものに始まると考えられている> という経緯からしても、今回の "調査" に基づく推定には、少なからぬ妥当性があると思われる......。

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