電子書籍(eBooks): 2012年12月 アーカイブ

 "セルフパブリッシング(電子書籍 個人出版)" の苦労は、"電子書籍の制作" ではない。まあ、そこそこ "制作上での苦労" も無いではないが、それは、言ってみれば "楽しみ" の延長線の "苦労" であるに違いない。
 "本当の苦労!" は、せっかく形にしたものが "埋もれる" という切なさ、悔しさとともに生まれるものなのかもしれない。
 まして、"販売目的" を意識しているとするならば、"制作上での苦労" はそれとして卒業し、"販売のための苦労" へと果敢に挑戦して行かなければならない。ホンキにならなくてはマズイ。
 大作家でさえ "売れない" 時代に、ただただ "良いものを仕上げた" と自己満足していてもどうにもならない。
 どうしたら "売れるか?!" という苦痛に満ちた "冥府魔道" へと踏み込まなければならないわけだ。

 これまでにもこの種のいろいろな経験を書いて来たが、要するに、読者の目に留まるための可能な限りのアプローチが必要となる。自前のウェブページやブログは当然のこと、"自作作品" の "露出度" を高めずして "販売" という目的は絵に描いた餅に終わる。
 そこで、目を向けたいのが、"セルフパブリッシング(電子書籍 個人出版)" を支援しているサイトだ。

 そこで紹介してみたいのが 電子書籍検索サイト「hon.jp」 なのである。



 以前より、「hon.jp」については "hon.jp DayWatch " という "電子書籍業界ニュース" サイトを閲覧してきた。"電子書籍" に関するニュースをきめ細かい視点で配信している点に好感を抱いてきた。
 そして、今回、下記引用サイト記事:個人作家さま専用hon.jpデータベース登録のご案内 に応募してみたので紹介することになった。
 何の問題もなく<個人作家さま専用hon.jpデータベース登録>がなされたこと、さらに "途端に販売成立!" というオマケまで到来したため "気を良く" してしまったというわけである......。




















 個人での "電子書籍" 制作が、その売れ行き状態はさておき、ジワジワと広がっていると言われている。かく言う自分もその一角に属している。
 こうしたムーブメントで、関心が注がれるのが、"(EPUB)電子書籍" 制作ツール/環境であろう。シンプルな "電子書籍" であれば、大袈裟なツール/環境は不要であり、手順さえ心得れば、フリーソフトなどで賄える。
 ただ、"売り物" としての "(EPUB)電子書籍" を目指すとなれば、相応のツール/環境や、一連の基礎知識が必要となる。

 自分の場合、概ねフリーソフトを利用し、中でも "EPUB エディタ:Sigil" を有難く活用させてもらっている。( ◆ 参照 ePubエディタ"Sigil"との格闘百日間ブログ!知恵袋「ePub Tips 100」"電子書籍"化!これで Study すれば "ePub" 操作の "勘所" に "感電" できる!eBooks 街角書店の書棚
 贅沢を言えば切りがないが、"EPUB エディタ:Sigil" が使いこなせるようになれれば、まずまずの "(EPUB)電子書籍" を制作することが可能だと断言できる。

 が、もしこうした "フリーソフト路線" が嫌ならば、有料ソフト購入に投資するしかない。ただし、最新の "EPUB" 規格対応のソフトだとかなり高額出費となる。
 そうした中で、比較的お手頃価格のものを探すとしたら、下記引用サイト記事:誰でも「創作者」に 電子書籍時代に対応、一太郎が進化 ジャストシステム、「一太郎2013 玄」発表/日本経済新聞 Tech Frontline/2012.12.04 に目が向く。

 <個人でも簡単に電子書籍を作成できる機能を拡充、「個人向け電子書籍作成環境のデファクトスタンダード(事実上の標準)を目指す」>との意気込みはそれとして、関心を向けてみたいのは以下の二点だ。

 1.米アマゾン・ドット・コムの電子書籍サイト「Kindle(キンドル)ストア」に対応した自費出版サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」について、来春にも対応する>点。
 この点については、"セルフ・パブリッシャー" を目指す "(EPUB)電子書籍" 制作者には好感されるのかもしれない。

 2.電子書籍のファイル形式である「EPUB」に出力機能を拡張し、雑誌など写真やイラストを多用する電子書籍も作りやすくしたこと
 これは、従来からサポートされていた<「リフロー型」>( ところてん方式 )に加えて、<「固定レイアウト型」>をサポートすることで目指される。
 仮にも "(EPUB)電子書籍" を制作した経験がある人ならば、次のような "不具合" に悩んだことがあるはずだろう。
リフロー型は文章を中心とした文芸作品の電子書籍には向いているが、写真やイラストの多い雑誌などでリフロー型を使うと、端末上で写真や文章がばらばらになってしまう> 現象!
 この点の解消を狙ったのが<「固定レイアウト型」>ということになるわけだ。

 まだリリース前なので、使い勝手のほどは何とも言えないが、個人での "電子書籍" 制作を支援するツール/環境が整備されて行くこと自体は大いに歓迎すべきである......

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