"iPad" にせよ "Android" にせよ、タブレットを利用する場合、閲覧主体であれば本体の "ソフトキーボード" で事足りる。
だが、文字入力作業に傾斜する場合、どうしても通常の "ソフトキーボード" 以外の "入力ツール" が欲しくなる。
先日改めて紹介した<iPad向け手書きノートアプリ ジャストシステム創業者が設立したMetaMoJiが「7notes」>(<≪iPad向け手書きノートアプリ「7notes」≫/"iPad"は先行する"アプリ"が勝負所?(当誌 2011.05.23)>)という "アプリ" も、そうした "潜在ニーズ" に応えようとする製品なのだと了解している。
だが、一般的には外部に "Bluetooth(ブルートゥース)キーボード " なりを設えるということになりそうだ。が、快適に使えるモノはそれなりの価格となる。
そんなことで "悶々(?)" とするご同輩には、ちょっと耳よりな "タブレット変種(?)" がリリースされるようだ。下記の記事がそれである。
<アスーステック、着脱式キーボードが付属するタブレット機を発表
台湾アスーステック・コンピューターは2011年5月23日、着脱式キーボードが付属するタブレット端末「Eee Pad Transformer TF101」を発表した。液晶サイズは10.1型で、OSにはAndroid 3.0を採用する。実勢価格は約6万円。6月中旬に発売する。
Eee Pad Transformer TF 101の本体は、厚さが約12mmで重さは680g。これに、付属の「モバイルキーボードドック」を取り付けると、厚さが28mmで重さが1.3kgのモバイルノートとして利用できるようになる。本体のほか、モバイルキーボードドックの方にも薄型のリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は約16時間となる(モバイルキーボードドックを接続し、輝度60cd/m2、無線LANをオンにした状態で解像度720pの動画映像を連続再生した時間、同社調べ)。
タッチパネル液晶は10.1型で解像度は1280×800ドット。米エヌビディアのデュアルコアCPUであるTegra 2(1GHz)を採用する。メモリーは1GBで、ハードディスクの代わりに容量32GBのeMMC(フラッシュメモリー)を使う。本体の正面に120万画素、背面に500万画素のWebカメラを備える。インタフェースは、本体側にMini HDMIのほか、microSDカードリーダーを搭載。モバイルキーボードドック側にはUSB 2.0が2つとSDカードリーダーを備える。
なお、OSはAndroid 3.1が登場したらアップデートする予定だという。>(<アスーステック、着脱式キーボードが付属するタブレット機を発表/ITpro/日経パソコン/2011/05/24>)
◆参照 <ニュースリリース 変化を楽しむ、トランスフォームスタイルの新感覚デジタルデバイス「Eee Pad Transformer TF101」を発表>(<ASUS>)
元々、"タブレット" の形状は、ノートPCの "ディスプレー" 部を、本体の "キーボード" 部から"引き裂かれた" ようなものだ。形状的にはほとんど違和感が無くて「なるほどね」といったところだろう。むしろ、"元の鞘(さや)" に収まる計らい(?)を受けたような雰囲気でさえある。
結構、"使い勝手が良さそうな想像" をも掻き立てるがどんなものであろうか...... (2011.05.26)
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