今年の夏には、"デング熱"/"代々木公園" が決して嬉しくない話題として注目され、不気味な異常気象に対する人々の不安感を逆撫でしたものであった。
◆ 参照 当誌過去の "デング熱" 関連記事
(1) "デング熱"ワクチンが臨床試験で効果と発表!仏の製薬会社サノフィ 来年にも実用化!/当誌 2014.11.05
(2) "デングウイルスを媒介しない蚊"1万匹放出(ブラジル)!抜本的なデング熱感染予防策!/当誌 2014.09.30
今回注目する下記引用サイト記事 : デング熱で有力抗体発見 ワクチン開発に期待/【共同通信】/2014.12.16 - 01:00 は、<ワクチンの開発につながる成果> と期待される "デング熱のウイルス" の "有力な抗体" の発見! について報じている。
<8月に約70年ぶりの国内感染が確認され、日本でも感染拡大の可能性が高まるデング熱のウイルスについて、英国やタイなどの国際チームが高い効率でウイルスを中和できる抗体を発見したと、15日付の米科学誌ネイチャーイムノロジー電子版に発表した。 抗体とは、ウイルスの表面にある特定の構造に結合して、ウイルスを無力化するタンパク質。デングウイルスは遺伝子配列が大きく異なる四つの型があるが、今回発見した抗体はどの型も攻撃できるという。全ての型に有効な抗体はこれまで見つかっていなかったといい、チームは「有用性の高いワクチンの開発につながる成果だ」としている。> とある。
デング熱で有力抗体発見 ワクチン開発に期待/【共同通信】/2014.12.16 - 01:00
8月に約70年ぶりの国内感染が確認され、日本でも感染拡大の可能性が高まるデング熱のウイルスについて、英国やタイなどの国際チームが高い効率でウイルスを中和できる抗体を発見したと、15日付の米科学誌ネイチャーイムノロジー電子版に発表した。
抗体とは、ウイルスの表面にある特定の構造に結合して、ウイルスを無力化するタンパク質。デングウイルスは遺伝子配列が大きく異なる四つの型があるが、今回発見した抗体はどの型も攻撃できるという。全ての型に有効な抗体はこれまで見つかっていなかったといい、チームは「有用性の高いワクチンの開発につながる成果だ」としている。
今夏の "デング熱" 感染の広がりがことさら注目されたのは、昨今の気温上昇傾向(地球温暖化)からいって、恐らく、日本国内でも今後、"デング熱" 感染は一般化していくと予想されたからではなかろうか。
だからこそ、上記記事にある "ワクチン開発" に熱い眼差しが注がれるのであろう...... (2014.12.18)
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