"中高年齢" の方で "膝関節" に "痛み" などの支障を来たしている人は多い。 その症状は、総じて "変形性関節症" と呼ばれているようだが、問題は "関節" 部における "軟骨" だと見られている。
◆ 参照 当誌過去の "変形性関節症" 関連記事
○ <......軟骨は一度損傷すると元の状態に戻らない。根本的な治療は難しく、人工関節に換える置換治療などが行われていた。......> 将来的には変形性関節症の治療にも生かせる可能性がある"自家培養軟骨移植手術"成功!/当誌 2015.01.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 幹細胞を磁石で集め治療、広島大 関節の欠損軟骨修復/【共同通信】/2015.02.06 - 12:34 は、上記のような "膝" などの "関節の欠損軟骨" の修復再生医療を、"幹細胞" と "磁石の作用" とを活用して実施するもの、と報じている。
<さまざまな組織になる「幹細胞」の内部に鉄粉を取り込ませ、関節に注入後に体外から当てた磁石で患部に集め、欠損した軟骨を修復する再生医療の手術を広島大病院が6日実施し、発表した。 内視鏡手術で実施でき、患者の体への負担が少ないのが特長。広島大によると、この手術は世界で初めてという。 実施したのは、広島大病院整形外科の越智光夫教授のチーム。 治療では、骨髄から採取した間葉系幹細胞に鉄粉をまぜて培養し、鉄粉を内部に取り込ませた幹細胞を作製。これを患者の関節に注入し、体外から当てた強力な磁石の力で軟骨の欠損部に集め、修復につなげる。> とある。
幹細胞を磁石で集め治療、広島大 関節の欠損軟骨修復/【共同通信】/2015.02.06 - 12:34
さまざまな組織になる「幹細胞」の内部に鉄粉を取り込ませ、関節に注入後に体外から当てた磁石で患部に集め、欠損した軟骨を修復する再生医療の手術を広島大病院が6日実施し、発表した。
内視鏡手術で実施でき、患者の体への負担が少ないのが特長。広島大によると、この手術は世界で初めてという。
実施したのは、広島大病院整形外科の越智光夫教授のチーム。
治療では、骨髄から採取した間葉系幹細胞に鉄粉をまぜて培養し、鉄粉を内部に取り込ませた幹細胞を作製。これを患者の関節に注入し、体外から当てた強力な磁石の力で軟骨の欠損部に集め、修復につなげる。
<幹細胞に鉄粉をまぜて培養し、鉄粉を内部に取り込ませた幹細胞を作製。これを患者の関節に注入し、体外から当てた強力な磁石の力で軟骨の欠損部に集め、修復につなげる> とは、まことに奇抜なアプローチ! だ。
臨床経過が公表され、詳細が判明するのを期待して待ちたい...... (2015.02.08)
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