鬼怒川決壊での浸水で2病院閉鎖!医療ピンチ!人工透析患者への支援!まず広域支援!

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 つい先日、"透析難民" という聞き慣れない言葉に遭遇したものだ( 下記の関連記事参照 )。地震などの自然災害によって "人工透析施設" が使用不能となる、というのである。

 ◆ 参照 当誌過去の "透析難民" 関連記事

  <東京都内の人工透析施設のほぼ半数は耐震性が不十分であるなど、首都直下地震が起こると、かかりつけの施設で透析が受けられなくなる「透析難民」が数万人規模で発生する恐れがあるとの調査結果> ( "首都直下地震"が起こると、数万の「透析難民」発生の恐れ! 東京女子医大医師ら調査/当誌 2014.00.00


 今回注目する下記引用サイト記事鬼怒川決壊で2病院閉鎖 医療ピンチ 透析患者 まず広域支援/東京新聞/2015.09.13 は、  <鬼怒川決壊による浸水で、常総市内の医療体制が危機的な状況に陥っている。市内にあった四病院のうち「水海道(みつかいどう)さくら病院」と「きぬ医師会病院」の二病院が水害によって閉鎖され、再開のめどが立たない。家を流された住民の避難生活も長期化が予想され、応急的な医療の受け皿づくりが待ったなしだ。こうした中、新たな支援の動きも出始めている......> と報じている。

 < 鬼怒川決壊による浸水で、常総市内の医療体制が危機的な状況に陥っている。市内にあった四病院のうち「水海道(みつかいどう)さくら病院」と「きぬ医師会病院」の二病院が水害によって閉鎖され、再開のめどが立たない。家を流された住民の避難生活も長期化が予想され、応急的な医療の受け皿づくりが待ったなしだ。こうした中、新たな支援の動きも出始めている。 (関東・東北水害取材班)  決壊から三日目を迎えた十二日夕、水害で孤立化した水海道さくら病院から約七十人の患者を助け出し、別の病院に移す作業がようやく終わった。二日がかりだった。  「体力がない患者をヘリコプターでつり上げるのは危険。寝たきりの人が多く、二人以外は消防のボートで救出するしかなかった」。広井信理事長は、疲れをにじませながら語った。  院内の一階はほとんど水没した。十一日に、約三十人の透析患者を優先してボートで救出。この日は午前十時から再開し、約七時間かけて終えた。非常用電源が途切れそうになる中、自衛隊から軽油の支援を受け、患者の人工呼吸器などの電源を維持した。  この間、二人の患者が死亡した。広井理事長は「二人は水害前から体調が悪かった」と説明した。  きぬ医師会病院は一階が浸水。十一日に患者の救出が完了したが、高価な検査機器も被害を受け、ベテラン職員は取材に「病院は存続できないんじゃないか」と案じる。同病院は市内で最も大きく、救急患者の受け入れも行ってきた。  茨城県の担当者は「二つの病院が閉鎖された影響は大きい。近隣自治体の力を借りて何とかカバーするしかないが、救急態勢などに心配も残る」と話した。  一方、菊池内科クリニック(つくば市)は十二日、西に十キロに位置するさくら病院に通院していた人工透析患者を受け入れ、四十人を透析治療した。  クリニックによると、患者の多くは六十~八十代の高齢者で、週三回の通院が必要。「避難所から通う人もいる。長期化すると患者の負担になる」と指摘する。...... > とある。

 鬼怒川決壊で2病院閉鎖 医療ピンチ 透析患者 まず広域支援/東京新聞/2015.09.13

 鬼怒川決壊による浸水で、常総市内の医療体制が危機的な状況に陥っている。市内にあった四病院のうち「水海道(みつかいどう)さくら病院」と「きぬ医師会病院」の二病院が水害によって閉鎖され、再開のめどが立たない。家を流された住民の避難生活も長期化が予想され、応急的な医療の受け皿づくりが待ったなしだ。こうした中、新たな支援の動きも出始めている。 (関東・東北水害取材班)

 決壊から三日目を迎えた十二日夕、水害で孤立化した水海道さくら病院から約七十人の患者を助け出し、別の病院に移す作業がようやく終わった。二日がかりだった。

 「体力がない患者をヘリコプターでつり上げるのは危険。寝たきりの人が多く、二人以外は消防のボートで救出するしかなかった」。広井信理事長は、疲れをにじませながら語った。

 院内の一階はほとんど水没した。十一日に、約三十人の透析患者を優先してボートで救出。この日は午前十時から再開し、約七時間かけて終えた。非常用電源が途切れそうになる中、自衛隊から軽油の支援を受け、患者の人工呼吸器などの電源を維持した。

 この間、二人の患者が死亡した。広井理事長は「二人は水害前から体調が悪かった」と説明した。

 きぬ医師会病院は一階が浸水。十一日に患者の救出が完了したが、高価な検査機器も被害を受け、ベテラン職員は取材に「病院は存続できないんじゃないか」と案じる。同病院は市内で最も大きく、救急患者の受け入れも行ってきた。

 茨城県の担当者は「二つの病院が閉鎖された影響は大きい。近隣自治体の力を借りて何とかカバーするしかないが、救急態勢などに心配も残る」と話した。

 一方、菊池内科クリニック(つくば市)は十二日、西に十キロに位置するさくら病院に通院していた人工透析患者を受け入れ、四十人を透析治療した

 クリニックによると、患者の多くは六十~八十代の高齢者で、週三回の通院が必要。「避難所から通う人もいる。長期化すると患者の負担になる」と指摘する。...... 

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 医療サービスへの要請が膨らみ、逼迫してもいる現状、"自然災害" を原因とする "サービス頓挫" は、計り知れない "二次災害" に結びついてしまう
 なおかつ、"高まる異常気象" によって "自然災害" の規模と発生頻度は増幅されてもいる。行政機関を中心とした "災害予防政策" の大幅な見直しが緊急課題!となっているようだ
...... (2015.09.15)













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