<多くの種類のがんで発病リスクを引き上げている> のが "喫煙" だとされる。 さらに、<自分がたばこを吸わないのに他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙> もまた、死に至るリスクを伴うという。
◆ 参照 当誌過去の "受動喫煙" 関連記事
○ <喫煙は、多くの種類のがんで発病リスクを引き上げている。喫煙が原因のがんは、がん全体のうち、男性では約3割、女性では5%だった。受動喫煙でも原因になる。井上さんは「吸わない人も、たばこの煙に近づかないよう気をつける必要がある」と助言する> ( がん予防!"喫煙"と"感染"をなくせば、日本人のがんは3割程度減る計算(国立がん研)!/当誌 2014.06.23 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 受動喫煙で1万5千人死亡 半数以上が脳卒中 厚労省研究班/産経ニュース/2016.05.30 - 22:59 は、 <受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5000人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が30日までにまとめた。平成22年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8000人が上積みされ、2倍以上になった> を報じている。
<......研究班は、自分がたばこを吸わないのに他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙の割合や、受動喫煙と因果関係があるとされる肺がん、心筋梗塞を中心とする虚血性心疾患、脳卒中などによる死亡統計を基に年間の死亡数を推計した。 肺がんで2480人、虚血性心疾患で4460人、脳卒中で8010人、乳幼児突然死症候群(SIDS)で70人が死亡するとの結果になった。職場では男性3680人、女性は4110人、家庭では男性840人、女性6320人が死亡すると推計した> とある。
受動喫煙で1万5千人死亡 半数以上が脳卒中 厚労省研究班/産経ニュース/2016.05.30 - 22:59
受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5000人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が30日までにまとめた。平成22年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8000人が上積みされ、2倍以上になった。
研究班は、自分がたばこを吸わないのに他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙の割合や、受動喫煙と因果関係があるとされる肺がん、心筋梗塞を中心とする虚血性心疾患、脳卒中などによる死亡統計を基に年間の死亡数を推計した。
肺がんで2480人、虚血性心疾患で4460人、脳卒中で8010人、乳幼児突然死症候群(SIDS)で70人が死亡するとの結果になった。職場では男性3680人、女性は4110人、家庭では男性840人、女性6320人が死亡すると推計した。
<自分がたばこを吸わないのに他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙> もまた "死亡原因リスク" につながるであろうことは、想像できないことではなかろう。 ただ、上記記事での<年間の死亡数を推計> の "手順" については、いま少し踏み込んだ解説が欲しいところだ...... (2016.06.01)
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