この冬、"ノロウイルス感染" の勢いが止まず、例年にない警戒の空気で包まれている。
◆ 参照 当誌過去の "ノロウイルス" 関連記事
(1) "ノロウイルス感染"勢い増す! 13都県で警報レベル! 過去2番目に多い12年と同水準!/当誌 2016.12.22
(2) "ノロウイルス"大流行の兆し!10都県で"警報レベル"超え!近年流行していない型も!/当誌 2016.12.15
(3) 冬場に多発する"ノロ集団感染"、"餅つき"があだとなり!南小国町の園児や家族ら52人!/当誌 2016.12.14
今回注目する下記引用サイト記事 : ノロ、遺伝子変異で拡大か 培養成功やワクチン開発も/共同通信/2016.12.27 - 18:05 は、 <激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスが猛威を振るっている。専門家はウイルスの遺伝子変異で感染の危険性が高まっていると指摘し、手洗いや消毒で個人の予防を徹底するよう呼び掛けている> と報じている。
<......ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者報告数は、現行の統計を始めた1999年以降、最大だった2006年に次ぐ規模で、大流行となっている。 一方、治療法やワクチン開発に向けた研究も国内外で進む。米ベイラー医大などのチームは今年8月、人の細胞を使ってノロウイルスを培養することに初めて成功したと発表。国内の製薬会社も、ワクチンを開発、臨床研究を進めている> とある。
ノロ、遺伝子変異で拡大か 培養成功やワクチン開発も/共同通信/2016.12.27 - 18:05
激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスが猛威を振るっている。専門家はウイルスの遺伝子変異で感染の危険性が高まっていると指摘し、手洗いや消毒で個人の予防を徹底するよう呼び掛けている。
ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者報告数は、現行の統計を始めた1999年以降、最大だった2006年に次ぐ規模で、大流行となっている。
一方、治療法やワクチン開発に向けた研究も国内外で進む。米ベイラー医大などのチームは今年8月、人の細胞を使ってノロウイルスを培養することに初めて成功したと発表。国内の製薬会社も、ワクチンを開発、臨床研究を進めている。
ウイルスが、自らのサバイバルと増殖のために "遺伝子変異" を引き起こすことは良く知られている。 上記記事は、まさにこの点に関わっているわけで、<専門家はウイルスの遺伝子変異で感染の危険性が高まっていると指摘> と解説されている。 なお、"感染頻度" が増えるほどに、そうした "遺伝子変異" の可能性も増えると考えられるはずなので、なおさらのこと警戒を緩めることはできない...... (2016.12.29)
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