ソフトウェア: 2012年12月 アーカイブ

 かねてより、"合成音声" に関しては少なからず関心を寄せてきた。
 その際の "評価基準" は言うまでもなく、ありありとした機械音ではなくて、どの程度 "自然な肉声" に近づいているかである。

 ◆ 参照 EPUB電子書籍も音声朗読してくれるアプリ「Voice Dream Reader」!日本語もまずまず!( 当誌 2012.10.24 )

 その点、以下で紹介した "かんたん! AITalk 3 " は評価できる仕上がりであり、自作 "電子書籍" のナレーション部分でも活用してきた。

 ◆ 参照 電子書籍"読み上げ"もこれ位人間の声に近い自然な"音声合成"で!/自作サンプル( 当誌 2011.06.27 )( c.f.「かんたん! AITalk 3 」での自作サンプル含む )

 これと同様に好感が持てるのが、下記引用サイト記事:音声合成ソフト「Voice Text」、無料のiPhoneアプリ版が登場/japan.internet.com/2012.12.25 にある HOYAサービス の "音声合成ソフトウェア「Voice Text」シリーズ" ではないかと評価している。

 今回、"iPhone、iPad向け無料アプリ版音声合成ソフト「Voice Text」" としてリリースされたものは、以下のような "制約" のあることが難点であるが、 "人間の声に近い自然な"音声合成" を味わってみるにはいい機会だと思われる。




















 個人での "電子書籍" 制作が、その売れ行き状態はさておき、ジワジワと広がっていると言われている。かく言う自分もその一角に属している。
 こうしたムーブメントで、関心が注がれるのが、"(EPUB)電子書籍" 制作ツール/環境であろう。シンプルな "電子書籍" であれば、大袈裟なツール/環境は不要であり、手順さえ心得れば、フリーソフトなどで賄える。
 ただ、"売り物" としての "(EPUB)電子書籍" を目指すとなれば、相応のツール/環境や、一連の基礎知識が必要となる。

 自分の場合、概ねフリーソフトを利用し、中でも "EPUB エディタ:Sigil" を有難く活用させてもらっている。( ◆ 参照 ePubエディタ"Sigil"との格闘百日間ブログ!知恵袋「ePub Tips 100」"電子書籍"化!これで Study すれば "ePub" 操作の "勘所" に "感電" できる!eBooks 街角書店の書棚
 贅沢を言えば切りがないが、"EPUB エディタ:Sigil" が使いこなせるようになれれば、まずまずの "(EPUB)電子書籍" を制作することが可能だと断言できる。

 が、もしこうした "フリーソフト路線" が嫌ならば、有料ソフト購入に投資するしかない。ただし、最新の "EPUB" 規格対応のソフトだとかなり高額出費となる。
 そうした中で、比較的お手頃価格のものを探すとしたら、下記引用サイト記事:誰でも「創作者」に 電子書籍時代に対応、一太郎が進化 ジャストシステム、「一太郎2013 玄」発表/日本経済新聞 Tech Frontline/2012.12.04 に目が向く。

 <個人でも簡単に電子書籍を作成できる機能を拡充、「個人向け電子書籍作成環境のデファクトスタンダード(事実上の標準)を目指す」>との意気込みはそれとして、関心を向けてみたいのは以下の二点だ。

 1.米アマゾン・ドット・コムの電子書籍サイト「Kindle(キンドル)ストア」に対応した自費出版サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」について、来春にも対応する>点。
 この点については、"セルフ・パブリッシャー" を目指す "(EPUB)電子書籍" 制作者には好感されるのかもしれない。

 2.電子書籍のファイル形式である「EPUB」に出力機能を拡張し、雑誌など写真やイラストを多用する電子書籍も作りやすくしたこと
 これは、従来からサポートされていた<「リフロー型」>( ところてん方式 )に加えて、<「固定レイアウト型」>をサポートすることで目指される。
 仮にも "(EPUB)電子書籍" を制作した経験がある人ならば、次のような "不具合" に悩んだことがあるはずだろう。
リフロー型は文章を中心とした文芸作品の電子書籍には向いているが、写真やイラストの多い雑誌などでリフロー型を使うと、端末上で写真や文章がばらばらになってしまう> 現象!
 この点の解消を狙ったのが<「固定レイアウト型」>ということになるわけだ。

 まだリリース前なので、使い勝手のほどは何とも言えないが、個人での "電子書籍" 制作を支援するツール/環境が整備されて行くこと自体は大いに歓迎すべきである......

 "セキュリティ" 問題が危ぶまれる割には、種々の "パスワード" に関して横着となっているのが実情かと思われる。
 かく言う自分も、ウェブ・アプリの "パスワード" 入力ウィザード画面を前にしてイライラ、オロオロした覚えが無いではない。結局、予想外の時間を費やし、当初の作業意欲が腰折れとなったりしたことも......。
 アプリの数が一つや二つ位ならば記憶していて当然だが、数多くなると、どれがどれであったかまで覚えておくのは難しい。記録しておけば良さそうなものだが、そうした "メモ" をPC上に残しておくこと自体が、昨今では危ない気がしないでもない。PC外の紙のメモ帳に記録しておくのが正解だろうが、それが煩わしく思えてしまう......。

 こんな "ものぐさ" 者にとって "お誂え向き" かと思えるのが、下記引用サイト記事:パスワードを代わりに覚えてくれるスマートなソフト/WIRED/2012.11.27 である<「パスワードマネージャー」>だ。

 <ユーザーがこれまでブラウザー上でログインしてきた、さまざまなウェブサイトのIDとパスワードを覚えていてくれるツールである。そのすべてを束ねるひとつのマスターパスワードを最初に入力するだけで、それ以降どのウェブサイトを訪れても、各サイト固有のログイン情報をパスワードマネージャーが自動的に入力してくれる> とある。

 TREND MICRO パスワードマネージャー 無料版 を覗いてみると、<5つまでのIDとパスワードを期間制限なしにご利用いただけます>とある。
 <詳しい使い方>を覗けば、概要は了解できる。
 ただし、<全てのwebサイトに対応しているわけではありません/(ブラウザの機能で保存されているID/パスワードをパスワードマネージャーへ取り込む "データインポート" に関しては)Google Chromeにおいてはブラウザを閉じる必要があります。Mozilla Firefoxには対応しておりません> といった制限もあるので注意が必要だ。

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