東日本大震災: 2011年4月 アーカイブ

 "余震" が途絶えず、また頻繁に "緊急地震速報" が発せられる状況では、"緊急事態" がまさに日常化しているとさえ言えそうだ。
 そんな中で、"緊急時" に家族・友人との "連絡方法" への関心が否応なく高まっているようである。
 が、心配の種は、いざという場合に、"ケータイ" が役に立たないケースなのかもしれない。今回の東日本大震災時においても、現地の被災者をはじめとして、いわば日本中の人々が "ケータイ" の "不通" でヤキモキさせられた。

 こうした状況下で、次のような報道記事が目に留まった。




















 今、"東日本大震災" への "国民的振舞い(?)" として、「自粛」とそのムードが蔓延していると言われる。下記の記事、<「自粛ムード」国内蔓延(1) 続出する「中止」「延期>が、その微妙な事情を手際よく伝えている。
 ここで注目したいのは、情感的には「自粛ムード」に傾きつつも、<異論を唱える声>が "気になる" という点なのかもしれない。
 つまり、<日本人の「絆」の強さを示すと指摘される一方、「このままでは日本を停滞させる」との声も上がる。>という面についても、冷静に見つめるべきなのかもしれないと思うのだ。

 <むしろ応援ムードで行きたい>、<過度な自粛は避ける考え>、<「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」としたうえで、「経済に影響があるのかも冷静に考えるべきだ」との見解>、<長期化すると、被災者が『自分たちが迷惑をかけている』と思うようになる......。合理的判断に基づくもの以外、感情的な自粛はむしろ必要ないのではないか>などの立場が含んでいる懸念は、ただ単に "考え過ぎ"、"冷酷" だと切り捨てて良いものとは思えない......。

 去る3月11日に発生した"東日本大震災" は、事実が判明するごとにその "傷口" の広さと深さとが自覚されて行くようである。そして、"テロ事件" と "自然災害" という歴然とした差異はあるものの、そのダメージの甚大さにおいてはあの "9.11" 事件に匹敵、あるいは凌駕する巨大危機であったことが益々思い知らされる。
 今後も、さまざまな困難な局面を迎えることを余儀なくされるに違いないが、その時点その時点での最大限を追及して行く以外はない。

 現時点では、<原子炉の水 地下を通し漏出か>(下記記事[1])という問題が、恐らく "緊急課題" ではないかと思われる。<高濃度の放射性物質を除去しないと復旧作業が進まないうえ、汚染が周辺地域や海に拡散していくのを抑える必要もある。>と見られるからだ。
 ただし、想像以上の困難さを伴っているようで、<福島原発、収拾に数カ月も 放射性物質拡散で作業難航>(下記記事[2])とあるのが口惜しい。
 そんな状況の中、原子力分野でノウハウを持った各国から頼もしい援軍が駆けつけてくれているというニュースには、大いに勇気づけられる。
 <汚染水処理、米独仏から機材やノウハウ 福島第1>(下記記事[3])や<米海兵隊、放射線専門部隊が来日へ 緊急事態に備え>(下記記事[4])という動向がそれらである。

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