"iPS細胞"使った移植手術(難病「加齢黄斑変性」の患者)実施! 理研、世界で初めて!

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 "iPS細胞" を使った "加齢黄斑変性" 治療の臨床研究が、既に厚生労働省の審査委員会から承認を受け、着々と進行してきたことは以下の参照記事のとおり、かねてより知られている。

 ◆ 参照 当誌過去の "加齢黄斑変性" 関連記事

 (1) "iPS細胞"を使った"加齢黄斑変性"治療の臨床研究(続報) "加齢黄斑変性"が最初の理由!/当誌 2013.06.29
 (2) "iPS細胞"を使った"加齢黄斑変性"治療の臨床研究が承認される!患者の期待が高まる!/当誌 2013.06.27

 今回注目する下記引用サイト記事iPS細胞使った移植手術実施 理研、世界で初めて/朝日新聞/2014.09.12 - 17:07 は、"その臨床研究" がいよいよ "本番の手術" を迎えた推移について報じている。

 この手術を受ける予定となっていた患者さんはもちろんのこと、"加齢黄斑変性" を患ってきた数多くの患者さんたちが、この手術とこの後の経過とに大きな関心を寄せていることは間違いなかろう。

 <理化学研究所などのチームが12日、目の難病患者の皮膚から作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を網膜の組織に分化させ、患者に移植する手術を実施したと発表した。iPS細胞を使った治療を人で試すのは世界初。手術の安全性を確認するのが目的で、計6人に実施する予定だ。同日夜に記者会見する。iPS細胞を開発し、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授も、会見する予定だ。/  理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダーを中心に研究を進め、先端医療振興財団(神戸市)の先端医療センター病院が手術を実施した。/  手術を受けたのは、網膜の下の細胞が傷み、視力が落ちたり視界がゆがんだりする難病「加齢黄斑変性」の患者。兵庫県在住の70代の女性という。/  チームは、患者の皮膚からiPS細胞を作製し、さらに網膜色素上皮という細胞のシートを10カ月かけて用意。手術には約2時間かかり、網膜の下にある傷んだ細胞と不要な血管を取り除いたうえで、縦3ミリ、横1・3ミリのシートを移植したという。/  iPS細胞はそのまま移植するとがん化する可能性があるため、今後は移植したシートに異常がないか見ながら、視力や眼球の状態などを定期的に調べる。視力の改善や病気の進行の抑制など有効性も確認するという。(福島慎吾)> とある。

 iPS細胞使った移植手術実施 理研、世界で初めて/朝日新聞/2014.09.12 - 17:07

 理化学研究所などのチームが12日、目の難病患者の皮膚から作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を網膜の組織に分化させ、患者に移植する手術を実施したと発表した。iPS細胞を使った治療を人で試すのは世界初。手術の安全性を確認するのが目的で、計6人に実施する予定だ。同日夜に記者会見する。iPS細胞を開発し、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授も、会見する予定だ。

 理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダーを中心に研究を進め、先端医療振興財団(神戸市)の先端医療センター病院が手術を実施した。

 手術を受けたのは、網膜の下の細胞が傷み、視力が落ちたり視界がゆがんだりする難病「加齢黄斑変性」の患者。兵庫県在住の70代の女性という。

 チームは、患者の皮膚からiPS細胞を作製し、さらに網膜色素上皮という細胞のシートを10カ月かけて用意。手術には約2時間かかり、網膜の下にある傷んだ細胞と不要な血管を取り除いたうえで、縦3ミリ、横1・3ミリのシートを移植したという。

 iPS細胞はそのまま移植するとがん化する可能性があるため、今後は移植したシートに異常がないか見ながら、視力や眼球の状態などを定期的に調べる。視力の改善や病気の進行の抑制など有効性も確認するという。(福島慎吾)

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 がん化する可能性> が、"iPS細胞の移植" には伴うと懸念されてきたわけだが、今回の手術においてもその点を警戒する術後観察がひとつの焦点となりそうだ...... (2014.09.14)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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