いずれ発生するとは見なされていた事態、に案の定見舞われたと言える。"エボラ出血熱" 感染拡大の波が、この日本にも及ぶという事態......。
ただし、今回の事態は、幸いにも "事なきを得る!" 結果で過ぎつつあるようだ......。
◆ 参照 当誌過去の "エボラ出血熱" 関連記事
(1) エボラ出血熱への警戒が尚一層強まる!ニューヨークの医師(MSF)感染判明とその情勢!/当誌 2014.10.27
(2) ニューヨークの医師(国境なき医師団の一員)、エボラ出血熱検査で陽性!=NYタイムズ/当誌 2014.10.25
今回注目する下記引用サイト記事 : エボラウイルス検出されず リベリアに滞在し発熱の男性/朝日新聞/2014.10.28 - 05:43 は、一時は "憂慮されていた事態" が、"エボラウイルス検出されず" という結果によって、ひとまず落ち着いたことを報じている。
<厚生労働省は28日朝、エボラ出血熱が流行する西アフリカのリベリアに滞在し27日午後に羽田空港に入国した40代男性は、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。男性は発熱の症状があったため、国立感染症研究所で血液などを調べていた。 男性は現在、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に入院している。厚労省によると、男性が現地で患者らと接触したことは確認されていないとしている。発症後すぐは検査で陽性とならない場合があることから、引き続き3日程度入院してもらい経過をみる。 警視庁関係者などによると、男性は40代のジャーナリスト。午後4時に羽田空港に到着した際、37・8度の発熱があることが確認されたため、国立国際医療研究センターに運ばれた。男性は10月18日まで約2カ月間リベリアに滞在し、ベルギー、英国を経由し入国した、と話していたという。 厚労省は24日から、空港での入国審査の際に全員に、エボラ出血熱が流行しているリベリアなど4カ国の滞在歴を確認している。滞在歴があり、発熱などの症状があれば、指定医療機関に搬送し、感染の有無を確認することにしている。> とある。
エボラウイルス検出されず リベリアに滞在し発熱の男性/朝日新聞/2014.10.28 - 05:43
厚生労働省は28日朝、エボラ出血熱が流行する西アフリカのリベリアに滞在し27日午後に羽田空港に入国した40代男性は、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。男性は発熱の症状があったため、国立感染症研究所で血液などを調べていた。
男性は現在、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に入院している。厚労省によると、男性が現地で患者らと接触したことは確認されていないとしている。発症後すぐは検査で陽性とならない場合があることから、引き続き3日程度入院してもらい経過をみる。
警視庁関係者などによると、男性は40代のジャーナリスト。午後4時に羽田空港に到着した際、37・8度の発熱があることが確認されたため、国立国際医療研究センターに運ばれた。男性は10月18日まで約2カ月間リベリアに滞在し、ベルギー、英国を経由し入国した、と話していたという。
厚労省は24日から、空港での入国審査の際に全員に、エボラ出血熱が流行しているリベリアなど4カ国の滞在歴を確認している。滞在歴があり、発熱などの症状があれば、指定医療機関に搬送し、感染の有無を確認することにしている。
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
今回の "事なきを得た結果!" は、"日本の防疫体制" のチェックに対する "好材料(?)" となった観、無きなしも非ずである。だが、"リスクを深める水際対策" にくれぐれも用心してもらいたい...... (2014.10.29)
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