"緑茶のカテキン" に "健康効果" があること、さらに "抗がん効果" さえあることは、これまでにも度々指摘されてきた。
◆ 参照 当誌過去の "カテキン" 関連記事
(1) "緑茶"に"認知症予防"効果か(金沢大)!? "脳出血/脳梗塞/がん"などの抑止効能に加え!/当誌 2014.05.16
(2) 緑茶成分"EGCG"とED治療薬含有の"低分子化合物"との併用投与でがん細胞を殺傷!/当誌 2013.01.27
今回注目する下記引用サイト記事 : 【朗報】緑茶のカテキンが前立腺がんの予防に効果ありとの研究結果 さえきそうすけ/IRORIO/2015.06.03 - 16:42 は、 <緑茶に含まれるカテキンには、非がん性の腫瘍ががん化するのを防ぐ働きがあり、前立腺がんを予防できることが明らかに。 今回はカテキンの持つ前立腺がんの予防効果が証明されただけでなく、これまではマウス実験でのみ指摘されてきた、緑茶の抗がん作用が人間にも有効であることが併せて明らかになった。> と報じている。
<緑茶の健康効果は数多挙げられるが、この度前立腺がんを予防できるとの男性には嬉しい研究結果が発表された。 米Moffitt Cancer Center & Research InstituteのNagi B. Kumar医学博士らによる研究では、緑茶に含まれるカテキンには、非がん性の腫瘍ががん化するのを防ぐ働きがあり、前立腺がんを予防できることが明らかに。 ■ 没食子酸エピガロカテキン(EGCG) 同医学博士らはカテキンの中でも、最も抗がん効果の高い没食子酸エピガロカテキン(EGCG)を抽出。49人の被験者に1年間、毎日200ミリグラムの緑茶カプセルを2錠服用してもらった。 同カプセルはカフェインは含まず、EGCGを配合したものである。一方他の48人の男性には、同量の偽薬を服用してもらうことに。 ■ 前がん病変の変化に違い すべての被験者が高悪性度の前立腺上皮内腫瘍(HGPIN)または、前立腺がんを疑う小病巣(ASAP)が認められていたが、カテキンを配合した緑茶カプセルを服用していたか否かで、前がん病変の重症度に違いが認められた。 緑茶カプセルを服用していたHGPINの被験者は、がんへと近付く次のステージであるASAPに進んでいたり、完全な前立腺がんと診断されたりする割合が少なかったという。また、前立腺がんの腫瘍マーカーとしても用いられる、前立腺特異抗原の値も低かったそう。 今回はカテキンの持つ前立腺がんの予防効果が証明されただけでなく、これまではマウス実験でのみ指摘されてきた、緑茶の抗がん作用が人間にも有効であることが併せて明らかになった。 尚同研究結果は、今週開催された米臨床腫瘍学会の席で発表されたものである。> とある。
【朗報】緑茶のカテキンが前立腺がんの予防に効果ありとの研究結果 さえきそうすけ/IRORIO/2015.06.03 - 16:42
緑茶の健康効果は数多挙げられるが、この度前立腺がんを予防できるとの男性には嬉しい研究結果が発表された。米Moffitt Cancer Center & Research InstituteのNagi B. Kumar医学博士らによる研究では、緑茶に含まれるカテキンには、非がん性の腫瘍ががん化するのを防ぐ働きがあり、前立腺がんを予防できることが明らかに。
■ 没食子酸エピガロカテキン(EGCG)
同医学博士らはカテキンの中でも、最も抗がん効果の高い没食子酸エピガロカテキン(EGCG)を抽出。49人の被験者に1年間、毎日200ミリグラムの緑茶カプセルを2錠服用してもらった。
同カプセルはカフェインは含まず、EGCGを配合したものである。一方他の48人の男性には、同量の偽薬を服用してもらうことに。
■ 前がん病変の変化に違い
すべての被験者が高悪性度の前立腺上皮内腫瘍(HGPIN)または、前立腺がんを疑う小病巣(ASAP)が認められていたが、カテキンを配合した緑茶カプセルを服用していたか否かで、前がん病変の重症度に違いが認められた。
緑茶カプセルを服用していたHGPINの被験者は、がんへと近付く次のステージであるASAPに進んでいたり、完全な前立腺がんと診断されたりする割合が少なかったという。また、前立腺がんの腫瘍マーカーとしても用いられる、前立腺特異抗原の値も低かったそう。
今回はカテキンの持つ前立腺がんの予防効果が証明されただけでなく、これまではマウス実験でのみ指摘されてきた、緑茶の抗がん作用が人間にも有効であることが併せて明らかになった。
尚同研究結果は、今週開催された米臨床腫瘍学会の席で発表されたものである。
・出典元:Component in Green Tea May Help Reduce Prostate Cancer in Men at High Risk - newswise(5/28)
ちなみに、"没食子酸エピガロカテキン(EGCG)" の "抗がん作用・効果" に関しては、以下のような指摘があることを付け添えておく。
<EGCGは、悪性度の高いがん細胞表面のたんぱく質と結合し、がん細胞を殺傷する能力があることが分かっていたが、効果が出にくかった。 研究チームは、膵臓(すいぞう)がんや前立腺がんなどのがん細胞内で増える「PDE5」と呼ばれる酵素が、細胞内でEGCGの抗がん作用を阻害していることを突き止めた。......> ( 前述 緑茶成分"EGCG"とED治療薬含有の"低分子化合物"との併用投与でがん細胞を殺傷!/当誌 2013.01.27 )...... (2015.06.06)
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